第6話

31
2021/09/29 22:29

あなたside


あの人たちと接触してからは、私が買い物に行くときに誰かが付き添うことになった。

「そんなことしなくても…」

と一度は断ったものの、

「 あなたは女だろ。 なんかあったら危ねえから。 」
と、優斗に言われたので、これからは誰かと買い物に行くことになった。


_翌日_
今日は祐奈と買い物に行く日だった。
祐奈はいつもかわいい服装選びができる、女子力が高い女の子だった。
今日の服装も、全て祐奈が選んでくれたものだ。


_




買い物に行く道で、誰かからの目線を感じた。
『 祐奈… 目線を感じるんだけど… 』
「 ほんと? … あの例の人たち・ ・ ・ ・かな… 」
『 もしかしたらそうかも… 』
私の言葉に不安が混じっていたのか、
「 でも平気だよ! 私が守ったげる!! 」
と声をかけてくれた。
祐奈は初めて会った時から、とても優しい女の子で、いつも私を守ってくれたっけ…としみじみしていると、
突然後ろから声をかけられた。

「 少しお話しいいですか… ? 」



Memo :



祐奈はファッション雑誌などが好きで、よくあなたにも読むことを薦めているそう。


プリ小説オーディオドラマ