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第1話

恐怖
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2018/01/24 10:52
「まじ消えてくんない?」


毎日毎日言われるこの言葉。
私は、突発性難聴という病気になった。
耳鳴りがし、急に片耳が聞こえなくなったり…。
毎日が恐怖だった。
しかも、その病気になってから、私はいじめられるようになった。
耳元で大声を出されて耳鳴りがひどくなったりした。
もう、嫌だ…。

そんなある日。

一人の転校生が来た。

「…重岡大毅です…!よろしゅうお願いします。」

優しそうな男子が来たな~。
まあ、どっちみちいじめられるんだけどね。

先「あっ。畑山の隣に座って。」

私、……?のとなり。
みんなが、ざわざわと悪口を言っている。
あ。やばい。耳鳴りしてきた。

「俺、重岡。よろしく」

「私は、畑山です。…よろしく」

最初から笑顔がない。
また、敵が増えたな。
そう思ってた。



一時間目。 理科

いっつも一人で移動してる。
重岡くんは女子から人気みたい。
でも……

「重岡く~ん!はなそーよー!」
「ごめん。無理」

そういうと、私のところに来る。

「畑山さん!一緒にいかへん?」
「えっ。あ、うん…」
「畑山さん元気ないなあ?」
「そう……?」
「そやでw」
「私、突発性難聴なの…。」
「とっぱつせーなんちょう?」
「耳の病気。だから、元気ないの。」
「…ならさ、俺の秘密もばらしてやるわ。」
「えっ?秘密って……?」
「放課後言っちゃるw」

重岡くんの秘密…。

なんだろう。

理科なんて集中していなかったし、うずうずしてた。

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