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おそ松side
ごっ
鈍い音がリビングに響いた。
あなたがテーブルにつっぷして、倒れている。
カラ松が手に持っていたのは、お酒。
あなたが飲んでいたお酒は、アルコール度数がとても高いものだった。
俺はあなたの前に立って、すっかり眠ってしまったあなたをお姫様抱っこする。
俺はあなたを抱っこしたままトド松に詰め寄る。
と、ここであなたが目を覚ました。
まあこんなにうるさく口論してたのに起きない方がおかしい気もするけど。
あなたは自分の状況を確認して、何か意味わかんない、って顔になった。そして、俺と目が合っt
急にあなたが叫び声をあげた。
俺もつられて、叫んでしまった。
と同時に、あなたの足で顔を蹴られ、あなたは自分の部屋に戻っていった。
意味のわからない状況に俺たちは絶句する。
薄い壁の向こうから、あなたの声が聞こえてくる。どうやら蹴ったことに関しては申し訳なく思ってるようだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。