第4話

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2021/06/17 21:09



授業が終わって康二と教室を出る









康「んで、スタバ行くんやったっけ?」





『うん!!』





康「あーもうこれ何回目や」





『課題忘れる康二が悪いんでしょー』





康「課題なんて忘れるもんやん」





『そんなの康二だけだよ』









そんな話をしていると前から照先輩が歩いてきた









照「お、あなたと康二じゃん」





『照先輩!!』





照「おーおー相変わらず元気だな笑笑」






康「今日は目黒先輩と一緒やないんですか?」





照「あーアイツならクラスの女子に囲まれてたから俺1人で降りてきた」





『うぅ……』





康「やっぱモテますね、目黒先輩」





照「何で俺はモテねぇんだろ」





『照先輩もモテますよ!!』





照「はいはい、お世辞をありがと。」





『お世辞じゃないですって!!』





照「1年も2年もみんな目黒に夢中、康二なら分かるっしょ?笑」





康「いやーホントっすよね、俺も我ながらモテる顔だと思うんすよ」





『何バカ言ってんの』





照「康二はイケメンだと思うよ笑笑」





康「ほら」





『ほらじゃないわ笑笑』





照「あなたも目黒なんかやめて、康二と付き合えばいいじゃん、いつも一緒にいるし幼なじみでしょ?」





『いや目黒先輩は諦めません、いくら彼女がいたとしても』





康「お、そういうことは俺でもいいってことやろ?笑」





『別に康二のことは好きだよ?』





照「お、公開告白?笑笑」





『でも恋愛の好きじゃないよ?』





康「……」





照「そんな分かりやすく落ち込むな笑」





『でも康二のことはホントに好きだよ』





康「…………え、あなた今なんてゆうた!?」





照「ほらあなた行っちゃったよ笑」





康「ほな、照先輩また明日!!」





康「なぁやっぱあなた俺のこと好きやろ?な?」





『康二のことは好きだよ?』





康「恋?愛?恋愛?何?」





『どうだろーね?』





康「あなた付き合おや!!」





『無理です』





康「目黒先輩に降られたらいつでも俺のとこ来ぃや」





『そしたら本当に軽い女だと思われるじゃん……』





康「そう言うてくれんやったら俺に気あるよな!?」





『まじで学校のみんなにビッチって言われるから』





康「だから俺がそんなん言わせへんて」





『いいもん、私強いし』














康二のことは好きだけども蓮先輩には及ばないなぁ






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