ーーーー家ーーーー
私は永瀬(苗字)あなた(名前)
私は青春とかどうでもいい。勉強さえ出来ていればそれでいい。
別に褒めてくれる人なんていないけどバカよりかはいいじゃない。
愛なんて。恋なんて。別にどうでもいい。
ーーーー朝ーーーー
ジリリリリリリ ジリリリリリリ
早く学校行かないと。
ーーーー家を出るーーーー
学校に行く途中で、曲がり角があった。
そこを曲がろうとしたら、誰かに当たった。
そう言って、目の前の人は手を差し出しした。
というか、顔をよく見たら……
うわーーーーー。この人って。
そもそも、この人同じクラスだし。
ふつうに知ってる。
私は走って学校に向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。