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第42話

新時代は幕を開ける
沙月
そうだよ、詩織。
『協力者』の、

沙月の、笑みに恐怖を感じたのは初めてだ。


背筋が凍るような笑顔を見せるなんて予想すらしていなかった。
沙月
あ!あたしが殺したわけじゃないからね?勝手に死んだんだから。
ああ、この子はこんなにも冷たい声が出せるのか。

親友の闇の一番深いところを見た気分になる。
私には踏み込んではいけない領域。
沙月
『消えろ』とか、『死ね』とか送りつけてたんだよね!
そうしたら不登校になっちゃってさー!
詩織
そう、ありがとう。
手間が省けた。
楽しそうに話す沙月。

『ありがとう』だなんてひとつも思ってないけれど、言っておくよ。

だってこれからは私の召使いになってもらわないと困るんだから。
沙月
これで、新時代の幕開けだね!
あたしたちがクラスのトップ!
なんでかって?
私は沙月も恨んでいる。

優衣みたいにならなかったから使ってやってるだけで。
いずれ、こいつも堕とすのだから。


『新時代の幕開け』か。
まさにそうだ。

私が1軍トップ、新女王。
これでいじめのないクラスの出来上がり。



『犠牲が出たじゃん』なんて言わないでよね。
改革に、革命に、犠牲は必要でしょ?
正当防衛だよ。
詩織
私たちの時代だね!

ーーーバイバイ1軍様。

******沙月side
『前原七瀬を脅迫して自殺に追い込んだのはこいつ。』

『玉置莉音をいじめられっ子に仕向けた黒幕もこいつ。』

『人の彼氏を取ったのもこいつ。』

あたしは学校も裏サイトに書き込む。
あたしが海に、頼んで七瀬を脅迫してもらったことを、詩織の罪と仕立てた。

莉音の件は知らないけれど、きっと詩織が黒幕。


そして、あたしは海と、詩織が並んで歩く画像も載せた。

ちなみに住所から何から個人情報ももちろんだ。
海の顔だけはモザイクをかけたけどね。

さあ、あと少し。
詩織を堕とす準備は整った。

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ゆゆ
ゆゆ
ゆゆです 二ヶ月ぶりに浮上!! 【連載中】 『バイバイ1軍様』 ※そのままの所で2章に入ります。 『まってよ先生。』 【不定期更新】 『掲示板…?的なものです。』 【完結】 『君が髪を切る時に』 『バイバイ1軍様』 『いれかわりラブレター』 【休載中】 『フォーエバーゲーム』 【連載予定】 ☆100ーーーありがとうございます!!
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