めちゃくちゃ、言うの、忘れてましだが、
【第2章】プロローグは鳥羽綾乃sideです。
プロローグ以外の普段は前原美空(七瀬)sideですが、
~鳥羽綾乃sideと書かれているのは綾乃視点です。
ダブルヒロイン?的な感じです。
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そう、私には何故か生徒会に入らないかと誘いがきている。
この学校の生徒会の人に、全国模試の第2位の人がいるらしくて、その人からの推薦…と先生からは言われた。
そして、今日が、顔合わせの日。
私は放課後に、生徒会室の前に行くと、ドアを軽くノックしてゆっくりと開けた。
出てきたのは爽やかそうな人。
あれ、この人、なんか知ってる人と雰囲気が似てる。
なんでだろう。
出てきた人が心の奥に引っかかって、気になって。
だからこそ途切れ途切れの言葉になってしまった。
私のことを『先輩』と呼んだ点から大滝くんは後輩だろう。
何故かわからないし、記憶は戻ってこないけど、この雰囲気、なんか知ってる。
なんだろう、なんでなんだろう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。