交流会という名の野球も終わり、
私達は早速任務に着く。
3人が呪霊によって殺害され他と予想され、
残穢だけだと断定出来ず、
3人が共通であると分かった中学校に来ていた。
先生とはあれから話してない。
…というか、私が一方的に無視してるんだけど。
野薔薇さんが指さした如何にも不良そうな少年2人がこちらを見、固まった。
そして勢いよく頭を下げる。
あれ、どうして?
私がそう言った瞬間、
不良がそう言った。
目をそらす恵くん。
目が点な虎杖くんと野薔薇さん。
吹き出す私。
虎杖くん達が恵くんの方を見ると、
カタコトにそう言う恵くん。
グググと両側から手で押されて大変なことに…
ビシッと指を指してそう聞く2人。
またしても
目をそらす恵くん。
目が点な虎杖くんと野薔薇さん。
吹き出す私。
虎杖くん達が恵くんの方を見ると
またしてもサンドイッチされて大変なことに…
2人の反応にくすくす笑いながらも補佐官の人が職務放棄したのを見送った。
___次回もよろしくお願いします!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!