第4話

55,040
2021/01/05 07:14
伏黒恵
伏黒恵
大瀬良あなた
あら。



廊下をボチボチ歩いていると、伏黒恵くんに会った。




自己紹介を済ませておこう。




大瀬良あなた
初めまして。伏黒恵くん。
私は大瀬良あなたと申します。
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵です



…名前だけか……冨岡さん風の?嫌われてる系の方ですか…?




伏黒恵
伏黒恵
本来なら2年なのだと五條先生に聞きました。
敬語の方がいいですか
大瀬良あなた
いえいえ、敬語ではなくて結構です。
距離感あるじゃないですか。
仲良くしましょうよ^^*



人付き合いもちゃんとしなくてはいけないしね。




伏黒恵
伏黒恵
…はぁ……



そんな反応しないでよ。




そんなことを思っていると、先生が来た。




五条悟
五条悟
自己紹介できたみたいだね!





私の肩と伏黒恵くんの肩に手を置いてそういう先生。




なんですか、私がこの子の腕でも切ると思いですか?だから来たんですか?





なんて思うけど口には出さない。




あくまでニコニコとそれを見る。





大瀬良あなた
あらあら先生、こんにちは。
五条悟
五条悟
お、こんにちは!



挨拶って大事なんですよ。




大瀬良あなた
任務の報告ですね。
何処でですか
五条悟
五条悟
よくわかったね。
そうだよ、君に任務の報告だ
伏黒恵
伏黒恵
(俺、空気か。)






























大瀬良あなた
天の呼吸   壱の型  天倪あまがつ



2本の刀を素早く刺して、首と思われる部分を切る。






これでいけるのかどうかは分からないが、
一応刀に呪いもかけておいたし…





大瀬良あなた
あら




消えていく呪霊。





これでも効果はある…か。






呪力を纏わせて使えば、さらに攻撃力が上がるがもしれない。



今度試してみよう。





そう思いながら、呪具日輪刀を見る。






そして、消えていく呪霊の前に屈んで手を着いた。





大瀬良あなた
可哀想に…




呪霊と言えど、人の思いから生まれたものだ。




少しは鬼のように同情もしてしまう。
呪霊として生まれたかった命では無いのだ。




大瀬良あなた
次は、生き物に生まれ変われますように…





呪霊ではなくて、生き物に…





















五条悟
五条悟
(…だいぶ変わったな……)







____次回もよろしくお願いします!

プリ小説オーディオドラマ