ご最もですね。
個性的な品定めの方法ですね。
自己紹介の時にも言ってましたね。
ジェニファー・ローレンス。
東堂さんの反応は…
何言ってるんでしょうか。
頭大大大です?
ほら、虎杖くんもわかってませんよ
ぶっ飛んでますね
ザザっ
ドウッドウッドウッ
銃声が聞こえる、そして、
ダンっという音と共に、
霞さんの攻撃を虎杖くんが避ける。
薬指交差させに中指をひっかけ、そのまま親指、小指、人差し指をつける。
ブワッッと足元から溢れ出た花びらが、
虎杖くんと東堂くん意外の人達を動けないように四方八方からその花びらを突き立てる。
寸前のギリギリで止めれば誰も動けないだろう。
1ミリ動けばその花はあなた達を刺す。
ギロッと京都の人達を睨む。
動けなくなっている京都の人達。
虎杖くんは殺させませんよ
そんな中、東堂くんが動き出して加茂さんに向かって拳を上げた。
ドゴッ
ギリギリで加茂さんの周りに配置していた花弁を動かし、加茂さんの服を掴んで東堂さんの攻撃を避けさせた。
東堂さんがそう言うと、加茂さんはスっと避ける。
……引くか。
術を解いて京都の人達を自由にした。
霞さんがガッツポーズをしているのが見える。
その言葉に身構えた。
ポンッと虎杖くんの背中を押して
私は木の上に上がった。
フードの下に先程貼っておいた御札の字がピンク色に光るのが見える。
ふふっと笑ってから気から木へと乗り移っていく。
大大大。
私がかけた術。
花守は、戦う時に1回は死の身代わりになってくれる。
虎杖くんなら、使わなくてもいけそうだけど。
___次回もよろしくお願いします!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。