第8話

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2021/04/16 07:18
五条side





別にあなたを裏切ったとか、そんなつもりは無い。





ただ、立場上どちらか片方の肩を持つと言うことは出来なかった。





だから、あなたや愛を探っていた。





愛がカッターキャーをされたと喚くものだから、
その時はさすがに信じそうになってしまったけれど





そういう事をする子じゃないというのは

わかっていたつもりだった。







あなたへの嫌がらせを増えてきて、

さすがにと思い話を聞こうとしたが、

その日に突然あなたは居なくなった。





いや、消えた。






逃げたのなら3日程度で見つかるはずだったが、

1年間も経っていた。






突然あなたが帰っきた時は驚いた。







雰囲気より前に、呪霊が沢山着いていたのだ。







呪霊はあなたに気づかれないように上手くやってるらしい。






でも、どの霊も悪さをする奴ではない。






あなたを守ってると言っても過言ではなかった。






大瀬良(なまえ)
大瀬良あなた
おはようございます五条先生。




仮にも僕は彼女を裏切ったような素振りを見せた。




けど、それでもこんな笑顔で挨拶をしてくれるのだ。





五条悟
おっはよあなた、恵ぃ〜
五条悟
何してんの?今からデート?
伏黒恵
伏黒恵
…!?ち、違いますっ!!///



顔真っ赤だよ恵。




大瀬良(なまえ)
大瀬良あなた
お萩を食べるんですよ。
先生もどうですか?



背中で見えなかったが、大量のお萩を手に持つあなた。



よく見たら恵も持っていた。




五条悟
…頂こうかな。



少し口角をあげてそう言った。





五条悟
それにしてもお萩だなんて渋いねぇ。
ま、僕甘いの好きだから大歓迎なんだけどさ



ていうかどこからその大量のおはぎ出てきたの。




なんて思いながらそう言うと、




大瀬良(なまえ)
大瀬良あなた
知り合いに、お萩好きな人いるんです。
その人にあげる癖で作りすぎてしまいました。
1人では食べれないので、
おすそ分けしたかったのです。



悲しうような、懐かしいようなそんな笑顔だった。




伏黒恵
伏黒恵
その人にあげれば
良かったんじゃないか?



恵がそんな事を聞いた。



僕もそう思ったが、言わない方がいいものもあったようで、少し泣きそうな顔をするあなた。





恵、失敗したね。





大瀬良(なまえ)
大瀬良あなた
もう居ないので。




驚いた。




そんな表情をするんだ。




そんな悲しそうな顔を。






僕はあなたの事を全然知らないらしい。









___次回もよろしくお願いします!

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