案の定マイキーは負けなかった。
掴まれているやつごと持ち上げ一虎に蹴りを入れた。
が、その場に崩れ落ちてしまった。
そのチャンスを逃すやつは誰も居ない。
マイキー!!!
ダメだ…マイキーと約束しただろ。
俺は…マイキーと東卍を信じなきゃ…。
グッ。
俺は拳を握りしめ耐えた。
ドゴッ
そこに稀咲が止めに入った。
あっという間に稀咲は英雄扱い。
ドコン
場地!?
周りも驚いた顔をしていた。
東卍から場地へやめろ、やめろと。
場地を止めたのは…千冬とたけみっちだ。
たけみっち…千冬、頑張って…。
場地を…連れ戻して…。
だが千冬は…場地を止めることができなかった。
たけみっち1人で頑張っている…。
ドスッ
場地!!!
俺は場地の元へ行こうとした…が。
体が動かない…声が出せない!!!
スーッ
一虎の後ろから現れたのは…半呪霊の男だった…。
一虎に何かを囁いている。
あれは…悪魔の囁き!?
俺が1回だけ使った事のある技。
囁いた者に悪い考えや暗い考えを植え付けるもの…。
動け!!動けよ!!!
ドスン
たけみっちは一虎を突き飛ばした。
その後も稀咲を潰そうと戦う場地。
違う…違うよ!!たけみっち!!千冬!!
場地を…場地を止めて…(泣)
かすり傷なんかじゃない!!!
あれは…重症だ!!!
稀咲を倒す一歩前…
場地はその場に崩れ落ちた。
場地!!!!
それに怒ったマイキーが…
マイキーは半間を一撃で倒し一虎を殴りまくっていた。
ピタッ
ドンッ
場地は…自分の腹部を自分で刺した。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!