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第1話

青ㅤ×ㅤ桃
3,196
2018/11/11 08:15
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────ㅤ楽屋ㅤ.









『なあ望?』




「なに、流星?」




『ん。』




ちゅ、と小さなリップ音が鳴り響く。




「ん…誰か来たらどうするん。」




『大丈夫、俺達以外皆撮影なんやから。

当分誰も戻ってこうへん』




そう呟くと流星は余裕無さげに

角度を変え何度も激しく口付けてくる。




「ちょ…っ、ん…」




口内を舌で激しく掻き乱される。




「ん…はぁ…っ」




俺の半開きの口からは飲み込みきれなかった

唾液が唇を伝い顎からぽたぽたと垂れていく。




『…その顔誘ってるん?』




「へ?」




不意に流星に激しく口付けられ

淫らな水音が楽屋に響き渡る。



「っん、りゅうせ…っ」




最近、お互い仕事が忙しくて二人きりになる

機会が中々無かったから溜まってたんやろか。

口付けはどんどんと深くなっていく。




「あ…っ、ん…」




不意に下腹部に妙な快感を感じ俺は声を漏らす。




目線を下に向けると、流星が俺の

ズボンの中に手を入れ下着の上から

俺のモノを撫でる様に触っていた。




「や、流石にそれはあかんって、りゅう…っ」




段々手の動きが早くなり俺のモノは

流星の手に反応する様に膨らみを増し

大きくなっていく。




『口ではあかんなんて言うてるけど

ここはどんどん大きくなってんで?』



俺の顔を覗き込んで口角を上げ楽しげに

そう言うと流星は下着の中に手を滑らせる。




「っあ…りゅ、せ…」




肉棒を激しく扱かれ俺は吐息を

漏らしながら潤んだ目で目の前の

流星を見詰め快感に身を委ねた。




『ほら、望の可愛いイキ顔見せてや?』




そう言うと流星は俺の尿道の入口の辺りに

爪先をグッと食い込ませてきた。




「や、イク…っ、りゅうせ、りゅうせぇ…っ」




その瞬間、俺の腰はびくびくと小刻みに震え

流星の手の中に大量の精液を吐き出した。




『可愛い。またしよな?』




耳元でそう囁かれ再び口付けられるも

俺はイッたばかりで頭の中が真っ白で

何も考えられなかった。








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