第14話

泣いてばかり。
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2018/02/17 08:11
俺は帰り道、あの女の子の告白のことを考えていた。

あの子と付き合ったらじんたんへの想いも消えるかな…?

寄せ書きに好きだったなんて書かれてもまだ恋愛の方とは限らないよな…、
もしかしたら友情の方でなのかもしれない…


そんなネガティブな考えが俺の頭の中でいっぱいだった。

でもあの時頬を赤らめたのは…なんでかな…
やっぱり寄せ書き…?

んなわけ……。もしかしたらあの時女子が俺の後ろを通ってじんたんが恋をしたのかもしれない。

そうだ。きっとそうだよ。
テオ
……あの子と付き合ってみようかな…
テオ
そしたらこんな辛い想いも…
俺は歩きながら心の声が漏れた。






そして入学から早4ヶ月。

俺はあの女の子と仲良くなっていた。
もうつるむぐらいに。
女の子
ははっw寺島くん面白いww
テオ
だろー?ww
この子と話していて楽しい。
これ以上の関係になればもっと楽しいかな??




『テオくん!』




頭の中のどこかでじんたんが俺の名前を呼ぶ声が聞こえた。

あぁ…やっぱり俺ってじんたんじゃなきゃダメみたいだ…。

でも、じんたんの好きは友情の好きだから…
やっぱりこんな想いを捨てたい…消したい…
女の子
ん?寺島くん?
テオ
あ、いや、なんでもない
この子ともっと話せばこの想いも消えるよね…?

だから俺はこの子ともっと仲良くなってじんたんへの想いを消そうとした。


──── じん【said】────


俺は廊下を通るたび、テオくんがいる4組を見る。
でも最近はある1人の女の子と仲良くしている。

……寄せ書きで想いを伝えたけどやっぱり男同士だからやっぱり無理だよね……。
あぁ…あんなこと書かなきゃよかった…、
じん
はぁ…
ため息を付いたあと、なんだか悲しい気持ちになった。

涙が出そうなほど。
じん
あ……
やっぱり涙が零れた。
その瞬間俺はトイレへと駆け込んだ
じん
やだ…泣きたくないっ……ウゥッ
じん
もうっ…テオくんの事で…っ…
じん
泣きたくっ…ヒゥッ…ない…ンゥ…
しょうがないことってわかってる。
だけどやっぱりテオくんが好きで好きでたまらなかった。

俺が女の子だったら今頃あの子みたいに仲良く出来きたのかな…



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なんかよくわかんない内容になって申し訳ありません!!!!!!!(土下座)
語彙力ないのに小説書くってバカだけど書きたいんだもん(誰に言ってんの)

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