じんちゃんと付き合い始めて早3ヶ月が経とうとしている。
いつも通り、俺は
じんちゃんの前ではいつも笑顔を欠かすことはなかった。
そんな3ヶ月が経ち、
やっぱりじんちゃんはいつも思い込んでいる。
急に黙り込んだり、急に言葉が詰まったり。
なんだか不思議なじんちゃんがちらほら見受けられる。
ほら、まただ。
俺は和らげな声でじんたんに言葉を送る。
思いもよらない言葉を返される。
じんちゃんはやっぱり一途だね、
そんなところも俺は大好きでじんちゃんに惚れたんだ。
じんちゃんの表情はすごく固くて、
真っ直ぐ目の前を向いて、
その向いてる先は俺には分からなかった。
言いかけたその時、
耳を塞ぎ、目をつぶっていた。
ビクビクと怯えているじんちゃん。
泣きそうなじんちゃん。
心が壊れかけのじんちゃん。
色んなキミを数秒間で見た俺は
上手く言葉を返せなかった。
じんちゃんのあの感情は初めて見た。
何かが違う。
何を目的としているのかも分からない。
すべてが不思議な感情を抱いているじんちゃん。