第17話

消しゴム【じんsaid】
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2018/05/05 11:38
あ、待ってスカイピースの短編集作りたい。
あ、でもハニー(涙愛様)が作ってるからカブってしまうか。やめとこうかな。迷惑かけたくないし。うん。えへ。
許可もらってから書こっと。


あ、ファンネ作りt(((いいから本編早くしろ



話が長くなってスィスェん😝💦






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じん
あぁ…学校行きたくない…
俺は今日、学校に行く気分がなかった。

理由はテオくんとある女の子。
テオくんがある女の子に告白されたという話を聞いたら気持ちが沈みっぱなしだった。

テオくんにも彼女ができるのか…
そんなことを何回も頭に浮かぶ。
じん
…あ、もう出る時間だ
じん
行ってきます…
声も心と同じ沈んだ声。
じん
はぁ……


学校に着き___。


いつもは4組の様子を見たくて、無理やり用事を作って4組の前の廊下を通る度には教室をを見た。

でも今日は4組の様子は見たくなかった。


そんなことを考えて1日が終わった。

すると大好きな人の姿があった。
テオ
じーんたーん!!
じん
んぁ、テオくん!
朝から沈んでいた心が一気に晴れた。

やっぱり好きな人の行動で俺の気持ちは動くみたい。
君はまるで俺の心の歯車のようにね。
テオ
俺んちで一緒に勉強しね??
じん
する!!
俺は即答に答えた。




テオくんの部屋にて___。

テオ
ごめんな、散らかってて
じん
全然散らかってないよ?
テオ
そ、そう?ならいっか!
テオくんの部屋はほんとに綺麗だった。

テオくんの匂いが広がった部屋。
すごい落ち着く、
テオ
さてと、勉強するか!
じん
あ、うん!

俺たちは勉強を始め、二人で教えあったりした。
その時間がすごく楽しくて…。
テオくんといると自然に笑顔になれた。
テオ
なぁじんたん
じん
ん?
テオくんはいきなり俺に話しかけてきた。
なんだろうと思いテオくんの方へ顔を向けると、
消しゴムを見て俺に言ってきた。
テオ
消しゴムに好きな人の名前を書いて
テオ
その消しゴムを使い切ったら
テオ
両想いになれるまじないってあったよな
テオくんは俺を見つめながらそう言った。
じん
あぁ…あったねそんなの
テオ
じんたんはそういうの信じる?
じん
信じるわけないよww
嘘。ホントは嘘。
ホントはちょっと信じたりする。

テオくんとそのおまじないで両想いになれならな…なんて考えたりしてる、
テオ
そっか、本当に信じないんだね?
じん
う、うん…?
テオ
ちょっと消しゴム貸して
じん
いいけど…?
はいっとテオくんに渡す。
するとテオくんは消しゴムのカバーを取った。
テオ
ほぉ…なるほどねぇ…
ニヤニヤしながら俺を見つめていた。
じん
え、書いてないってば…っ
テオ
へぇ…
じん
んぅっ…ちょっと見せてよ!
俺はとっさに自分の消しゴムを取った。
見るとやっぱり書かれていなかった。
じん
んもー!テオくんやめてよ!
テオ
ふふっ、じんたん騙されやすいんだね
じん
うぅ…
テオくんは楽しそうに俺に言う。
じん
じゃ、じゃあ!
じん
そう言うテオくんは書いてないの?!
テオくんが返事をする前に、俺はテオくんの消しゴムを取りカバーを外す。

テオくんも人の名前なんて書いていなかった。
テオ
ふふっ、あははっ!!
俺を笑うテオくん。
頬が赤くなる俺。




この時間がすごく楽しいことはテオくんには内緒。

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