お丸「お華〜!新吉親分来てるわよ〜」
新吉さん…、!
『新吉さん、いらっしゃい』
新吉「あぁ、華、、少し話があって…」
『はい、、』
新吉「お丸、席外してくれ」
お丸「はいよ」
新吉「華、俺まだ迷ってる…」
『2代目鼠小僧の話、?』
新吉「そうだ、そして華、お前のことも」
『わ、わたし?』
新吉「もし、俺が2代目鼠小僧になるって言ったら… どうする?」
『私も、2代目鼠小僧は新吉さんしかいないと思うわ。 新吉さん、正直で優しくて、立派… 私はそんな新吉さんにたくさん支えられたわ』
新吉「もし2代目鼠小僧になったら…
俺のそばに居てくれるか、?」
『へ…?』
新吉「華、お前が好きだ」
新吉「俺は、決着をつける、だからそれまで待ってて欲しい」
『決着、?』
新吉「黒影組の、官兵衛、半兵衛、そして以蔵だ」
『黒影組…』
新吉「どうした?」
『いや…』
決着をつける…
勝負なら、どちらかに勝敗がつく
どちらかが、命を落としてしまう
官兵衛さん、あんな素敵な人が、、
あべぞう「 にゃぁぁん…」
『あべぞう… 私はどうしたら…』
どうしても〝 決着をつける 〟 という言葉を
受け入れることができなかった。
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新吉side
そして、決着を着ける時が来た
黒影組の 官兵衛、半兵衛、以蔵 覚悟しとけよ
暗い夜、鋭い刀の音、血の匂い、
鼠の望む笑いあり、涙無しの江戸の町
それは、江戸のみなは全員望んでいる事だ
お丸、そして華、少しでも安心した気持ちにさせたい
そして、最後討つだけになった
新吉「覚悟見ろ!!!」
刀を振りかぶろうとしたとき、
華「新吉さん!やめて!」
新吉「華、!?」
華「新吉さん…やめてください、!討たないで」
新吉「でも、こいつを討たないと!」
華「官兵衛さんは、悪人ではありません!」
官兵衛「華…」
新吉「でも、こいつはたくさんの人を殺してきたんだぞ!」
華side
わかってる。わかってる、でも、、
『 官兵衛さん、どうか武力を悪用に使わないでください… 。 江戸の町を…江戸の町を官兵衛さんにも守ってもらいたい…』
官兵衛「…」
『私に優しくしてくれたように、貴方はどこかに絶対綺麗な心をもっている、だから… お願いします、江戸の町をお守りください…、!』
官兵衛「…華、」
官兵衛「お前がそこまでいうなら、」
半兵衛「官兵衛!それでいいのか、」
官兵衛「俺に従えないとは、半兵衛いいのか」
半兵衛「こんな美人なお嬢ちゃんが言うなら仕方がないな」
そして、誰も命を落とすことなく事は済んだ
新吉「華、今日も綺麗だな」
『新吉さん!いらっしゃい』
新吉「この間の話の事なんだけど…」
『新吉さん、
一生あなたを支えてまいります。』
新吉「華…、! 」
そして、熱い口づけを交わした。
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ご覧頂きありがとうございました!
どうだったでしょうか、
本編とは内容が異なっていますが、笑
私事ですが、官兵衛が大好きなので、
官兵衛とのラブシーンも踏まえながら、
男前の新吉親分とのハッピーエンドにさせてもらいました!
今年の滝沢歌舞伎も楽しみですね(^-^)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!