《あなたside》
今日はおやすみ。
図書館に来てどうしても読みたい本があったので来た。
ロミオとジュリエット。
読み終えて、本を閉じたところで声をかけられた。突然の事で驚くけど平然とした態度で答える。
なんとなく、彼の感性が気になって聞いてみた。
そういって、またわたしの向かい側に座る。今度は何も言わず。
自然になんでもないように、昔からそうだったようにわたしの向かい側に座る彼にちょっとドキッとした。
スンミンくんがイケメンだからかな、、きっとそう。
また、お互いに自分が読みたい本を読む。
今日は口数が多いな。
そういって、にこっと微笑んでまた本に視線を落とす。
綺麗な笑顔に一瞬見とれてしまった。ダメダメ。
このままじゃ、彼にハマりそうになる。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
ちなみに、華眠はロミオとジュリエット読んだことないです(おい)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。