前の話
一覧へ
次の話

第1話

第1話 貴女は誰だったの…?
356
2018/08/11 03:28
時刻は9:00
1人で公園で遊んでいると、
1人の女の子が声を掛けてきた。
「ねぇ、一緒にあそぼう?」
その時は、1人だったし寂しかったので、
少しならいいかなという曖昧な考えで

「いいよ!」と答えた
名前も知らない、家も知らない、
年齢だって知らない。


女の子。ということしか私には分からなかった
しばらく遊んでいると
女の子が言った
『行きたい場所があるの!』
その子の行きたいという場所は昔よく遊びに言ってたお店の近くの十字路のあるだったから、一緒に行くことにした。
でも、ついた先は今まで見た十字路でもなかった。
間違ってないかって聞こうとしたらその子は
走って行ってしまった。

追いかけようと1歩動かした瞬間…






激しい耳鳴りと、頭痛
そして金縛りにあった
すると、低い声で
『こっから先には行くな!!』
と言われた。
意識した瞬間、耳鳴りも頭痛も金縛りも溶けた
すると心配した女の子が戻ってきた
先程のことを話し、まだ早い時間だったけど
お母さんに会いたくなって、帰らせて貰うことにした。
家に帰りお母さんに話すと、
「怖かったよね…」と
そして明日会うという話をしたと言ったら
プリンと飲み物を持っていくように言われた。
次の日、プリンと飲み物を持ち公園に行った。
言われたとおりの時間なっても
あの子は来なかった。

昨日行ったあの場所にいるのかなと思い、
走って行くが、昨日とは違う前と同じ十字路になっていた。
そして、十字路の近くの電柱に花束やお菓子が供えられていた。
ねぇ、貴女は誰だったの…??

プリ小説オーディオドラマ