事は30分前 。
小さいことで喧嘩して
俺は 『 お前なんか どうでもいい 』って 。
今思えば 、最低な言葉 。
でも 、後悔したって遅くて 、
彼女は 、泣き崩れ 。
で 、今この状況 。
ずっと 、その言葉を引きずってて
目はパンパンに腫れてて 。
声掛けても 、何も言わない 。
あなた の顔を覗き込む 。
パチッと目が合えば 、すぐに逸らす 。
いつもなら来る 、おいで って手を広げる作戦 。
めいいっぱい 、抱きしめる 。
そしたら 、彼女も腕を回してくれて 。
軽く口付け 。
ふふ 。って喜ぶ彼女 。
仲直りできました 、!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!