ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
りょーすけ!!
ん?
ゲームに夢中な涼介の後ろ姿をみながら
大きな声で名前を呼ぶ
だいすき!
普段から常に言ってる言葉だけど
今日だけは特別
知ってま~す
毎日3回は聞いてる
今日は違うんだよ?
なにが
今日は私が涼介を好きになった日なの
へぇ、今日なんだ?
俺らが付き合ったの1ヶ月後だかんな~
ねぇ、涼介はいつ好きになったの?
気付いたら好きになってた
私めっちゃ好かれるために努力した!
毎日喋りかけてきてたもんな?
正直、うざかったでしょ?
最初だけな、笑
'ほんっとに邪魔だった。笑'って
そんなこと思ってたんだ、、?
今は?
今は聞く度に好き度増すわ
へへ、かわい~っ
ん、こっちおいで
自分の隣をトントンと軽くたたき
おいで。って
ふふ、すき~っ
ちょっ、負けるって!
今ゲーム中!
勢いよく抱きついたら
この言い様..
あ、
あ、
負けたじゃんか
あはは、、
..俺もう怒ったかんな
ごめんってば~
今日一日ずっと俺の隣にいること
わかった?
え、あ、わかった
なんだそれ。と思いつつも
心の中では嬉しくて
ふふ、やっぱりだ~いすき!!!
俺のほうが好きだもんね~
こんなやり取りをするのが
私たちカップルにとっては当たり前
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。