朝 、目が覚めると涼介はいなくて 。
昨日 、寝室に行きづらくてソファで寝たけど
いつの間にか ブランケットに包まれていた 。
きっと 、絶対 涼介が掛けてくれた 。
テーブルを見ると 、朝ごはんが置いてあって 。
その隣には涼介の字で
〝 朝ごはん置いとくから 。
昨日は ごめん 。 〟って書かれてあって 。
やることが 、涼介らしくて ..
でも 、やっぱり 今日も帰るの遅いのかな 。って
思ったりして 。
でも 、謝んなくちゃ 。
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夜 の 6時 。
夜ご飯を作ってる時 、ガチャッ と玄関の開く音 。
え 、私 買い物から帰った後 鍵しめたよね .. ?
早い 、なんで 。
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〝 腹減ったあ 〟って 。
なんか 、久しぶりだ この感じ 。
〝 これ うますぎ 〟 って食べ続ける涼介 。
〝 これ 、あげる 〟って 、黒い入れ物に入った物 。
開けてみると 、私がずっと前から欲しがってたネックレス 。
そのあとは 、ちゃんと話し合って
しっかり 仲直りしました 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。