第4話

愛されたかった3
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2019/09/07 11:39

朝、目が覚めれば身支度をし、ご飯を作りだし、弟たちを起こしに行く。

それが日課だ。



「…おはよ、祐、啓」


啓「おはよう……今日は朝練?」


祐「…んー、…」




弟2人、…

私と違って親にとても愛されている。


嗚呼、羨ましい。




「…んー、そーそー、今日もね…」


2人を安心させるような笑顔を作る。

…ちゃんと笑えてるか不安だけど。



そして、頭を撫でる。




啓「…わかった……今日も頑張ってね…」

祐「行ってらっしゃい。」










3人でいる時は勿論敬語は使わない。

兄弟だし。












友達1「おはよー!!今日も暑いねぇ」


「そーだねー」



バレー部の友達と歩きながら話を始めた。





友達1「そーいやさー、今年高一のの影山先輩、
今年やったんだって!!!」




「……影山先輩が???」






影山先輩は去年話しをした男バレの先輩だった。


勿論、教えてもらった……サーブを!!笑









「…影山先輩どこの高校行ったの?」



友達1「確か…白鳥沢じゃない? 」


「え!…頭いいとこじゃん……」






影山先輩は仲間だと思ったのに…………

…でも、頭良さそうだもんね………




友達1「そうだよね!私もびっくりした!笑



「だよねー」







あはは、と笑い合う。

この友達は昔からの友達。


…えと、幼馴染ってやつ?



まぁ、仲良い訳なんだ。

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