第38話

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2019/02/16 10:47
あなた side

朝、廉くんの呼び出しでいつもより
早く家を出た。
あなた

朝早いのはやっぱりつらいなー笑



昨日色々あってゆながいつも以上に
怖い事はわかっていた。だけど
想像を越すように酷いことをされた
ゆな
ゆな
あなたちゃんがいなかったら今頃
廉は私のものだったのに
あなた

なんでいるの?
私何もしてないよ?

道路で話してて嫌な予感はしてたんだ。
ゆな
ゆな
あんたが居なくなれば廉は私のものになる
だからさ



” 死 ん で ”
あなた

え。辞めて。

ゆなが私を押して道路沿いに倒れた私は
あなた

い、や。
いや!

もう、戻るのは遅かった
ゆな
ゆな
ふふ。これで廉は私のもの。
”大人しくしとけばよかったのにね”
ゆな
ゆな
ありがとう。お兄ちゃん
ゆなの兄
ほんとに良かったのか?
これ見つかったら警察型だそ。
ゆな
ゆな
べつにいいよ。どうせ記憶なくしてるだろうし
ゆな
ゆな
早く行こうよ
ゆなの兄
うん。







そのあと救急車の音が聞こえて
皆私を囲んで「大丈夫か?」 「聞こえる?」って話しかけてくれたけど
私には意識がふわふわしててあんまり聞こえなかった






ごめんね。廉くん。そしてみんな













大 好 き だ よ 今 ま で あ り が と う

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