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第12話

ー目を閉じ聞こえた声ー
今日子ちゃんは嘘つきじゃない
だとしたら、この中に嘘つきが. . .?

今残っているのは私と桜那と
リカと摩琴だけ

桜)ねぇ、この中に嘘つきがいるの?

リ)そうなるのか、

貴)嫌だよ、私. . .そんなの、

摩)ホントにこの中にいるとは
限らないだろ、?

桜)でも、

リ)俺はみんなを殺したくない. . .

貴)私だって、!

摩)大丈夫、きっと明日も
このメンバーで笑える

私達はそう願うしかなかった、

ー部屋ー

貴)ねぇ、摩琴

摩)どうした?

貴)もし、明日私が死んだらどうする、?

摩)何言ってんだよ、

貴)可能性はゼロじゃないよ、?
もしかしたら、

摩)それはない

貴)なんで、

摩)お前は俺が守るから
絶対に死なせない

貴)ッッ. . .

摩)大丈夫だから

貴)ありがとう、

摩琴も、死んだら嫌なんだよ. . .
みんな大好きなんだから
誰一人かけて欲しくないの、

貴)ちょっと散歩してくるね

摩)おう、なんかあったら
俺の事呼べよ

貴)うん

ガチャッ

まだ冬があけきらないこの季節
日が落ちるのはまだまだ早くて
さっきまで明るかったはずの空は

もう暗くなっていた

貴)ちょっと寒い、

桜)あなた

貴)桜那、!どうしたの?

桜)ちょっと散歩あなたは?

貴)私も散歩

桜)そっか、じゃあ一緒に行こうか

貴)そうだね

2人でホテルの中をフラフラと
歩いていると少し広めのバルコニーに出た

貴)んん〜、久しぶりに外出たかも

桜)だね、

貴)きっとここから出て
またみんなで笑えるよね、?

桜)わかんない、

貴)私、みんなのこと疑いたくない、

桜)そんな事も、言ってられないよ. . .

貴)え、?

桜)私は、死にたくない. . .

いつもとは違う桜那に
戸惑っていると

桜)私、あなたが怪しいって
ずっと思ってた

貴)え、

桜)ねぇ、嘘つきはあなたなんでしょ?
みんなを殺したのはあなたなんだよね?

貴)そんなわけないじゃん、!

桜)どうだろ、いつも
私は関係ないみたいな顔して
ただ摩琴の後ろに隠れてるだけの
アンタが1番疑わしいよ

貴)どうして、桜那おかしいよ、?

桜)おかしくなんかないよ
だって、私は思った事を言ってるだけだもん

桜那はゆっくりと近付いてくる
その顔は今まで私が見た事ないくらい
怖い顔をしていた、

貴)こ、来ないで. . .

桜)嘘つきは殺さなきゃいけないの
ねぇ、わかるでしょ?

そう言うと、どこからか
カッターを取り出した

貴)桜那、やめて. . .

トンッ

私は下がりきってしまい背中には
広いバルコニーの壁が当たっていた

桜)バイバイ、あなた

桜那がカッターを振り上げた

貴)ま、摩琴、!助けて、!!

桜)助けなんて来るわけないじゃん

そりゃ、こんな広いのに
来るわけないか. . .

桜那がカッターを振り下ろし
私は目をぎゅっと瞑った

摩)やめろ