【じんたんside】
あなたの言葉を聞かずに俺の部屋へと誘導する。
警戒心のないあなたが悪いんでしょ?
抵抗するあなたの腕をベッドに押し付ける。
あなたの服の中に手をすべらせる。
【あなたside】
昨日と同じ、狼のようなじんたん。
深く長い口付け。
だんだんと息が追いつかなくなってきて、呼吸が上手くできない。
そう言うとじんたんの舌が私の口の中に侵入してきて。
じんたんの低い声にまた自分の身体が感じてしまう。
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次回
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テ「結果的に.....あなた、みつけられなかったな、」
そう思いながら雨の中を歩く。
すると突然視界が暗くなり、
誰かに口をおさえられる。
あなた____
心の中で叫んだ声。
あなたには届くのか。
次回お楽しみに!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。