前の話
一覧へ
次の話

第1話

熱(テオくん)
592
2019/12/01 00:30
あなた

テオくーん、朝ご飯できたよ?

階段の下からテオくんを呼ぶが、返事は返ってこなかった。
編集でもしてるのかな、と思ってテオくんの部屋に入ろうとした。
あなた

て、テオくん.......!?

そこにはうずくまって息切れをしているテオくんがいた。
あなた

と、とりあえず、、じんたんに.......

そう言って部屋を出ようとした私の腕を何か熱いものが離してくれなかった。
テオくん
テオくん
.......行かないで.......、、
あなた

すぐ戻ってくるから.......、

そう言った私の手を引っ張ってテオくんに包み込まれる。
熱のせいか、体がいつもより熱い。
テオくん
テオくん
.......もうちょっと、、このままにさせて、
テオくんは私の肩に顔をうずめた。
始めは力が入っていたテオくんの体も、次第に抜けていって、テオくんの寝息が耳元で聞こえた。
あなた

ばか、

いつもは強いテオくんの、弱ってる姿。



こんな姿もたまには良いかな、なんて。
シッピー☆
シッピー☆
はいということで1作目でございます〜笑
え〜、投稿頻度ちょい低めですけども、、これからもお願いします!・:*+.(( °ω° ))/.:+

プリ小説オーディオドラマ