拓哉「…え」

あなた「…え」

由美が出てからしばらく湯船に浸かっていたら
急にドアが開いて

拓哉が入ってきた…え？！

あなた「え、ちょ！閉めて！！」

拓哉「や、ちょっと入れてや」


え、え、え？！
湯船に入ってきたんですけど！！


あなた「ねぇ、なんでよ！」

拓哉「風雅も入ってきちゃうから」

あなた「どういうこと！なんでなん？」

拓哉「由美が出てきたからもう2人ともお風呂上がったと思ってん」

あなた「あ〜…じゃなくて！」

拓哉「とりあえず、俺の後ろ隠れてて」

あなた「いや、出してよ」

拓哉「今出たら風雅が着替えてるから」

あなた「えぇ！どうすればええの…」

拓哉「だから、隠れてて！」


も〜やばいって！！
幼馴染だからとはいえ、服着てないし…


あなた「ねぇ、絶対こっち向かないでね」

拓哉「……おん」

あなた「なによ、その間は」


というかちょっと待って！
拓哉の後ろ隠れてたとしてもこのお風呂そんなに広いわけじゃないし、絶対風雅にバレるやん


ガチャ


あぁ…(涙)

風雅「………はぁ？！」

拓哉「…これはちゃうねん」

風雅「なんであなたが入ってるん？」

あなた「由美が出てってから1人で入ってたら急に拓哉が入ってきてん」

拓哉「俺ら2人とも出たって聞いたやん！」

風雅「おん、でもあなたが入ってるんやったら普通出るやろ」

あなた「ほんまに！」

拓哉「やって、風雅が入ってきちゃうから隠そうと思ってん」

風雅「もう入ってきちゃってるやん」

拓哉「そう…やね」

風雅「なんやねん笑笑」

あなた「とりあえず私でる！」

拓哉「え、ちょっと待ってや〜」

あなた「もぉ、早く出して//」

風雅「なに、照れてるん？笑」

拓哉「あなた、彼氏いたことないもんな〜笑」

あなた「っ！それは2人もやん！！！」

風雅「そうやね笑 俺ら割とモテるのに」

あなた「たしかに」

拓哉「なんでやと思う？」

あなた「なにが？」

拓哉「俺らがモテるのに彼女つくらない理由」

あなた「好きな人がいるから？」

拓哉「おん…ってえ？！なんで知っとんの」

あなた「拓哉わかりやすいもん笑」

拓哉「どゆこと？！」

風雅「ふはっ笑笑」

あなた「拓哉、由美のこと好きなんやろ？」

拓哉「はぁ？！ちゃうし！！」

あなた「え？」

拓哉「あ〜だから、俺と由美をくっつけようとしてたんか！！！」

あなた「あ、違かったん！ごめんなぁ」

風雅「なんか、謎解けちゃったな笑」

拓哉「絶対風雅楽しんでたやん」

風雅「おん…てか、あなたそろそろ出る？笑」

あなた「うん、出してよ拓哉」

拓哉「いやや」

あなた「だって次、道枝先輩たち入ってくるやろ？早くしないと！」

拓哉「ええ〜」

風雅「てか俺らすごない？我慢できて」

拓哉「ほんまそれ」

あなた「なにを…？」

風雅「あ、なんでもないです」

拓哉「なんでもないでーす」

あなた「ねぇ！ふたりとも目瞑って！！」

ふがたく「はいはい」

ガチャ


はぁ〜やっと出られた！
ほんまに恥ずかしかった…

でも、久しぶりにこんな3人で話した気がする。
なんか楽しかったな笑