長尾side
なんかあなたが可哀想やったから
腕引っ張ってきちゃったけど、、
とりあえず公園行くか!
長尾「あなた、大丈夫そ?」
ブランコに座りながら聞くと、
あなたも隣のブランコに座った。
あなた「大丈夫ですよ!」
あなた「でも助かりました、ありがとうございます!」
長尾「いやいや俺は全然!」
長尾「…てか、あの子なんなんやろ」
あなた「たぶん拓哉のこと好きなんですよね笑」
長尾「せやな〜あなた、嫉妬した?笑」
あなた「いや、全然大丈夫です笑」
あなた「拓哉、昔からモテますし」
長尾「でもなんか顔曇ってたで?」
あなた「それはなんか、なんで私が許可出すのかって聞かれたときに、なんでだろって私も困っちゃって笑」
なんか、あなた泣きそうや…
今の俺には楽しませて忘れさせることしか出来ない。
ギュ
長尾「あんなん忘れられるくらい楽しいことしに行くか?」
あなた「…え、行きます!!」
長尾「よし!行こか!!」
俺はまたあなたの腕を掴んで走った。
あなた「ちょ!疲れましたよ〜笑」
長尾「ごめんごめん、歩くか笑」
そういえば風雅とみっちーも置いてきちゃった。
まぁいっか!笑
in🧋
長尾「何飲む〜?」
あなた「私はこれで!」
長尾「じゃあ俺はこっち〜」
in古着屋
長尾「これあなたに似合いそうやん!」
あなた「長尾先輩が言うなら買おっかな〜」
長尾「俺のセンスは神級やからね!」
あなた「そうですね笑」
長尾「何笑ってんねん笑」
inゲーセン
長尾「これで撮ろうや〜」
あなた「はい!…あ、盛れてる!!」
長尾「ほんまやね、あなたかわええ!!」
あなた「ありがとうございます//」
長尾「照れんなや//」
あなた「先輩だって!!」
長尾「暗くなっちゃったな〜」
あなた「そろそろ帰りますか!」
長尾「そうやね、今度は休日に遊ぼうや!」
あなた「そうですね!」
長尾「ほんまに楽しかったぁ!」
あなた「私もです!付き合ってくださってありがとうございました!」
長尾「俺も楽しかったしこちらこそやで!」
inあなたのマンションの前
あなた「私はここで!」
長尾「おん!あ、部屋どこなん?」
あなた「404号室です!」
長尾「じゃあ今度遊びに行くわ〜」
あなた「是非来てください笑」
長尾「じゃあな!」
あなた「また明日!」
長尾「あ…あなた」
あなた「どうしました?」
チュ
長尾「早く俺のとこ来てや」
あなた「っ!…////」
長尾「また明日な」
無意識にしちゃってた…
やば!!俺めっちゃ好きやん!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。