朝起きて準備が終わったら、私はマンションのエントランスで風雅と拓哉と待ち合わせている。

風雅「はよ」

あなた「おはよ！」

風雅「…拓哉は？」

あなた「まだ来てない〜」

風雅「俺がいつも最後なんに」

あなた「ね、珍しい」

風雅「遅ない？」

あなた「うん、遅い」

風雅「…あ！」

拓哉「ごめーーん！！遅なった！！」

風雅・あなた「…え？」

拓哉「ん？なんか変？」

あなた「いや、変じゃないけど」

学校にはいつもノーセットの拓哉が、
バチバチに髪の毛をセットしている…！！

風雅「お前いきなりやりすぎやん笑」

拓哉「え。びどい！頑張ったんに！」

あなた「え、なになに？笑」

風雅「こいつ今日から頑張るねんて笑」

拓哉「ちょ、ふーが！！」

あなた「なに笑 好きな人でもできた？」

ふがたく「…」

あなた「え、なに！だれ！！」

拓哉「絶対に言わへん！」

風雅「なんなんこいつ笑」

え〜拓哉に好きな人か〜

そういえば今まで拓哉の好きな人とか聞いたことなかったな〜

ちょっと気になる笑

今日観察してみよーー！

教室ー

あなた「おはよー！」

由美「おはよ！」

拓哉「おっはよ〜」

由美「え、なに西村！そんなセットしちゃって」

拓哉「俺かっこいい？！」

由美「そんなん一言も言ってへんわ」

拓哉「ふーーーーーーん」


拓哉たのしそう…！

これって…


あなた「ねね、風雅！」

風雅「ん？」

あなた「拓哉って、由美のこと好き？」

風雅「ふはっ笑笑   しーらね笑」


え、どっち！！
でも否定しないってことは…！


あなた「拓哉！」

拓哉「はぁい？」

あなた「応援してる！！！！」

拓哉「え、は？！ええ？！！」

風雅「やっばぁ笑笑笑」