あなたside

長尾「あなた！着いたで？」

あなた「あ！すみません笑」

長尾「どしたんぼーっとして笑」


いや、あなたのせいですよ！！笑
あんなこと言われて平気でいられませんよ…


ｶﾞﾁｬ

拓哉「あーーーー！やっと帰ってきた！！」

由美「ほんま遅いわぁ」

斗亜「よかったです！迷子かと思いました涙」

長尾「ごめんごめん笑」

道枝「2人一緒におったんや」

長尾「そうそう！散歩しててん！」

道枝「そっかぁ」

岡﨑「あ、夕飯は先生たちのコテージに材料取りに行ってオムライス作るらしいです！」

當間「明日の昼には帰るらしいので食べ終わったら帰る支度してから寝るらしいですよ〜」

あなた「そっか、明日もう帰るんだよね早い〜」

風雅「ほんまやなぁ」

あなた「1週間くらい居たかった」

風雅「また来よな」

あなた「うん絶対」

道枝「楽しめて良かったな」

由美「まだ終わってへんから！笑」

長尾「せやで！！」


斗亜「あの、材料って誰が取りに行きます？」

あなた「私いこっか？？」

由美「あなたは迷子になるからあかん」

あなた「ならへんから！行きたい〜」

斗亜「じゃあ僕と行きましょ！！」

由美「なら私があなたと行くわ」

長尾「え〜俺も行きたい！！！」

拓哉「俺も行きたいっすよ〜」

風雅「もぉジャンケンな！！」

拓哉「しれっと風雅も参加してるやん笑」

風雅「うるさい」

『ジャンケンポン！』

由美「よっしゃ！！」

道枝「平和になったな笑」

岡﨑「ほんまですね笑」

當間「男は留守番しましょ〜」

由美「あなたいこや」

あなた「うん！！」

あ！由美と2人やん！！
気になってる人聞いてみようかな


あなた「由美？」

由美「どした？」

あなた「由美の気になってる人、聞いていいかな？」

由美「2人もおるんって引かへん？」

あなた「絶対引かへん」

由美「前までずっと大西に一途やってん」

あなた「うん」

由美「せやけど、このキャンプで長尾先輩と斗亜くんも気になってん」

あなた「あ、好きな人が1人で、気になる人が2人ってことなん？」

由美「そうなんよ…ほんまに、私って単純やねん。嫌われるのが怖くて言えへんかってん」

あなた「でも別に付き合ってないから浮気とかではないし、ちゃんと好きって思える人が見つかるまではいいと思うよ？」

由美「そっか…ありがとう」

あなた「恋リアとかもそうやん！最初の方はみんな気になる人たくさん居るし」

由美「そこ普通恋リアで例えるか？笑」

あなた「まぁまぁ！笑」

あなた「みんなの好きなとこ教えて〜！」

由美「えっとな〜」

由美「大西は、高校入ってからあなたと仲良くなって、そのあなたの幼馴染の大西と西村と4人で一緒にいるようになったやん？」

あなた「いつめん！」

由美「それで4人で毎日のように遊んでるうちに大西の気遣いとか、周りを見ながら行動できる優しさとかに惹かれて好きになったかな」

あなた「そうやったんや…！！」

由美「んで長尾先輩は、あなたと大西が委員会一緒で仲良くなってたやん？」

あなた「うんうん」

由美「それで2人を待ってたけどすれ違って2人が先帰ってた時に雨が降ってきて、その時に私に傘貸して濡れながら帰ってくれてん」

あなた「長尾先輩が？！」

由美「そうやねん、ギャップやばいやん」

あなた「てか由美が乙女なのが新鮮すぎて可愛すぎるねんけど！」

由美「うるさい」

あなた「ごめんなさい笑」

由美「えっと〜斗亜くんは、キャンプ一緒になってから話すようになってんけど、あなたに一途なのが可愛らしいなって笑」

あなた「確かに可愛ええわ斗亜くん」

由美「あなたのこと大好きやしねー？」

あなた「そんなことないよ笑」

由美「そうなんや〜笑」

あなた「もぉなにー？笑」

由美「お、ついたで！」