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第2話

入学式
20
2020/08/04 09:41
今まで見たことのないくらい良い天気の中、あなたはこれから通う学園に向かっていた。
あなた

お父様に決められて通うことになったけれど、楽しい学園生活を送られるのかなぁ...

あなたは不安を抱えつつ、学園の門をくぐる。
この学園は名門校でもあり、元はお嬢様、お坊ちゃま学校と呼ばれるほどの学園だ。
付近に寮が建っており、遠方からの入学者の多くはその寮で過ごす。
あなたもその一人、
羅鳴千沙(センラ)
佐久~、お前クラスは?
志囲佐久麻(志麻)
俺?Aだけど
羅鳴千沙(センラ)
え~残念俺もA
志囲佐久麻(志麻)
残念ってなんだ?
数多雨月(天月)
風樹、迷うなよ!
数多風樹(まふまふ)
待って~
この学園は入学式と始業式が同時に行われる。
あなた

人がいっぱい...どうしよう

杉村類斗(luz)
あれ?あなた?
あなたは、後ろから声をかけられた。
あなた

!!?ど、どうして私の...

あなたは振り返ると、見覚えのある姿を見て安心した。
杉村類斗(luz)
忘れたとは言わせないよ?
あなた

お久しぶりです、杉村先輩、
不審者と勘違いをしてしまいました

杉村類斗(luz)
不審者扱いされるのは、きついなぁ...
あなた

す、すみません

杉村類斗(luz)
まぁ、この学園来たんだな
あなた

来たというか、来させられたです

杉村類斗(luz)
そうか、そういやクラスは?
あなた

Sクラスです

杉村類斗(luz)
おぉ~そっか、良かったな
あなた

せ、先輩は生徒会長になったそうですが

杉村類斗(luz)
あぁ、前生徒会長にさそわれたら流れで
あなた

そうだったんですか

杉村類斗(luz)
そんなことより、そろそろ移動しないと式始まるぞ
あなた

は、はい

あなたは、類斗に連れられて、会場へと入った。
学園長
~~~であるからにして、わが学園にふさわしい生徒であるよう、心がけてください
長い学園長の話が終わり、生徒会長からの言葉に移って類斗が壇上に上がると、
黄色い歓声が起こった。
モブ(女)
モブ(女)
かっこいい~❤
モブ(女)
モブ(女)
え~この人が生徒会長!?
モブ(女)
モブ(女)
すっごいイケメン!!
あなた

(先輩、凄い...)

しばらくして大きかった声援も小さくなったところで類斗は話し始めた。
杉村類斗(luz)
まず、この学園に入学できたこと、誠におめでとうございます。
私は、この学園の生徒会長、杉村と申します
杉村類斗(luz)
あなた方の学園生活がより良くなるよう私たち、生徒会が尽力していきますので、
どうぞよろしくお願いします。
杉村類斗(luz)
長くなると、つまらないと思われますのでここまでにしておきます。
素晴らしい学園生活になりますように
類斗が話し終えると、拍手喝さいだった。
入学式は滞りなく進み、教室ごとに生徒がわけられた。
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うみ兎美
うみ兎美
今回はここまでになります。
短いですかね...
うみ兎美
うみ兎美
話の作り方の違う方と作成するのは初めてです。
食い違いがないように頑張ります。
美埜里さんの話を待ちます。
では、また次回!

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