第77話

⛓️
1,333
2025/07/09 14:52 更新

ランウェイの袖まで行くと、辺りには他のモデルさんやメイクスタッフさんなどで溢れかえっていた。
(なまえ)
あなた
(あー、もう出番だったか…?)

そう思いながらしばらくキョロキョロしていると…






ハン
ハン
…!
(なまえ)
あなた

メイクなどを終えたハンさんが立っていた。

(なまえ)
あなた
あー、えっと…

『怪我はありませんでしたか』
そう聞こうとした瞬間…



(なまえ)
あなた
!!

目の前が一瞬で暗くなった。
その後、自分がハンさんの腕の中にいると気がつくのに時間はかからなかった。

(なまえ)
あなた
(な、なぜ…)
ハン
ハン
あなたさ…、あなたヌナ…
ハン
ハン
…ごめんなさい……
(なまえ)
あなた
…何が、ですか?
ハン
ハン
僕が間違えている事はわかってたんです…
ハン
ハン
素直になれなかっただけなんです…
ハン
ハン
なのに…
ハン
ハン
こんな傷だらけになってまで……
ハン
ハン
どうして……

(なまえ)
あなた
…言ったじゃないですか。
(なまえ)
あなた
私は、ハンさんがこのショーを大切にしていることをじゅうぶんわかっていたので。
(なまえ)
あなた
誰にも奪わせませんよ。


ハン
ハン
ヌナッ……
(なまえ)
あなた
… ㅎ

やっと顔を見せたと思えば、ボロボロと泣き出すハンさんを見て
懐かしいような、愛らしさを感じてしまった。

(なまえ)
あなた
泣くの終わり。
(なまえ)
あなた
…これからステージでしょ?
(なまえ)
あなた
メイクさんに怒られるよ?ㅎ
ハン
ハン
ん…
ハン
ハン
…へへ、あなたヌナに怒られちゃった… ㅎ
(なまえ)
あなた
怒ってないから。


ハン
ハン
ヌナ、
(なまえ)
あなた
ん?
ハン
ハン
ヌナに守ってもらったこの身体で、
ハン
ハン
最高のショーにします…
ハン
ハン
…見ててくださいね

(なまえ)
あなた
うん。
(なまえ)
あなた
ちゃんと見てるよ


そう言って、ようやく泣き止んだハンさんを見送り
客席の方へ戻って行った。

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