〜やまとside〜
その後は
本当にあなたの意識が飛ぶまで抱き潰した
自分の欲望と
虚しさ、寂しさを全てぶつけて果てた
あなたの気持ちなんて何も考えずに
自分の感情を押し付けた
最低だ、、俺、
と、隣で眠るあなたのつやつやの髪を撫でながら思う
自分がつけたはずの
キスマークが
痛々しい
や「ごめんな、あなた、、」
『、、、、』
『、、、んんっ、、やまぁ、、』
、、、!
、、寝言か、
もう踏み込んでしまったからには
元には戻れない
この関係であってもやっぱり大切にしよう
っなんて、こんな俺が言えることじゃないか、
や「あなた、好きだよ、」
チュッ
眠るあなたのおでこにキスをして
眠りについた
目から涙が溢れて止まらないのは
辛いからなんかではなくて
あくびをしただけ
next ♡×35
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。