やまとの大好きな暖房の効きすぎた部屋で
やまとの腕に抱かれ
いや、やまとに抱かれ
果てる寸前
『んぁっ、、やま、と、、っ、、んっ、、』
や「あっ、、んん、あぁっ、、、あなた、、っ、、、」
ガチャッ
その時は訪れた
『え、うそっ』
玄関が開いた音
そして
「わりぃ忘れ物したー」
聞いたことのあるような男の人の声
や「やべ、ひゅうがだ、、」
隠れる場所のない私たちは
脱ぎ捨てていた服とカバンとを持って
お風呂へ隠れた
ひ「え、やまといねぇじゃん」
やまとを探して家を散策するひゅうがくん
シャーーーー🚿
ひ「あ、風呂か」
さすがやまと
シャワーを出すなんて賢い
でもその代わりに
『あーあ』
着てきた真っ白のシャツがびしょ濡れ
どうしようかと考えていたその時
や「ねぇあなた」
や「その服着てよ」
『、、、ばかなの?』
や「いやそれそそるんだわ」
そう言われてしまえば
着ない理由がない
言われたように着たものの
全部透けるじゃん
『ねぇはずかしい』
手で隠してそう言った私に
や「あなたかわいい」
チュッ
キスが降った
そして
さっきの寸止めを埋めるように
お風呂で果てた
ひゅうがくんが来たことなんて忘れて
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。