廉side
最近みんな元気無い。
キンプリのメンバーホンマに元気ないねん、
やっぱ、
あいつのせいやな。
七海「え、私アンチばっかじゃん!なんで!?意味わかんな。」
優太「……………」
七海「私の方が可愛いよねぇ??」
廉「………ない。」
七海「え?」
廉「あなたの方が圧倒的に可愛ええ!お前なんか顔だけやんけ!あなたはお前みたいな性格ブスとはちゃうねん!」
七海「うっざ。」
こいつほんまに嫌い。
たぶん、
みんな思ってるやろうけど。
七海「Twitterにつぶやこ。あぁ〜もう!むかつくぅぅ〜」
こいつ、おらんくなったらええのに。
まえみたいな、
平和なキンプリでいたいねん。
平和でおりたいのに……
やのに、
こいつのせいで………!
あなたも最近楽屋に顔見せへん。
たぶん、ほかの楽屋に行ってるんやろうな。
もうあかん!
もう無理や。
もう、
あかん。
我慢の限界。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。