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第42話

勘違いしてる二人
明後日か…


文化祭。
ん?


ってことは!?
あなた

明日じゃん!

泉さんが転校する日。
もう、そんな時期!?


龍友知ってるかな、明日ってこと。


ちゃんと思ってあげられてるかな。


お互い好き同士なら連絡ぐらい取り合ってるよね。


握りしめた携帯をベッドに置いた。
私って心配性だよね…


変なことにも。


治したいな…
文化祭、毎年楽しいのに、ちょっと晴れない気持ち。
あなた

私のこと好きだったら良かったのに。

ベッドにうずくまった。
私のこと好きだったら


どっちも嫌な思いしないのにな。


神様は意地悪だ。
私はそのまま眠りに落ちていった。
.
あなた

行ってきます!!

まった、遅刻。


もう、今年入ってどんなけなの。
自分に怒る。
駅までダッシュし、改札を通るとまだ電車は来てなくて
ホッと息を整えていた時。
後ろからも慌てて駆け上がってくる高校生。
ん?
知らない人じゃ…ない。
あなた

あ、

数原龍友
あなた!
あなた

龍友、遅刻?

数原龍友
そうやで?あなたもやろ。
あなた

ま、まぁ、その通りですよ ~ だ。

上手く話せてる…


良かった。
数原龍友
なぁ、、あなた。
真剣な声のトーンで名前を呼ばれるから


ビクッと体が震えた。
あなた

はい…?

私より少し前にいる龍友。


斜め後ろから顔を眺めていた。
数原龍友
僕に隠しとることない?
あなた

え?

数原龍友
いやっ、その、好きな人のこととか。
ええええええ!!!


もしかして、バレてる!?


うっわ、バレちゃったの!?


ちょっとまずいじゃん。
あなた

…隠してるつもりはなかったんだけど。
ってか、いつか言うつもりだったし…

数原龍友
ほ、ほんま、?
あなた

うん、その、ね、いろいろあったじゃん?
だから余計に言うタイミング逃して…

龍友、泉さんが好きだって、告白したって聞いたから


そんなの、余計に言えるわけもない。
数原龍友
ん…なら、いつでも待ってるから。
自分が好かれてるのによく言えるよね、


待ってる


とか言えない!私なら。
あなた

うん、私臆病だから…その、遅くなるかも…

数原龍友
…臆病?
あなた

うん、勇気ないもん。

伝えれる勇気なんかどこにもない。


龍友にはあって、いいな。
数原龍友
そんな、勇気いるん!?
あなた

え?

数原龍友
え、だってスッて言うだけやろ?
スッ?


馬鹿じゃない?


そんな、わ、私が、言えるわけないじゃん!!
あなた

無理無理無理!!
私のタイミングがあるから…

もう、焦らせないで欲しい。
数原龍友
ん、分かった。待っとるわ。
あなた

ごめんね。

数原龍友
…やっぱ、嫌やなぁ。
そういう龍友の気持ちは私には聞こえない。
どうしよ。


いつ伝えよう。
数原龍友
…気使わんでええから。そういうの…
あっ、優しい。


私が緊張しないように解してくれてるのかぁ。


有難いけどそんなのじゃ、勇気出ない。
あなた

ありがとう。

やっぱ、文化祭かなぁ…
いつがいいんだろ。