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第22話

花火大会の予定
龍友side
風呂から上がって、自分の部屋にこもる。
肩からタオルを掛けて勉強の椅子に座る。


ぐるぐる回ったり止まったり。


案外、楽しいで、これ。笑
携帯をいじっているとパッと浮かんだあなたの泣きそうな顔。
壊れてしまいそうなくらい小さくて、繊細。
数原龍友
可愛かった…わ…
ふいに口から漏れる。


は!


僕、何言ってるんやろ。
あんな状況でも心の隅では思っていた。
椅子から移動してベッドに倒れた。
数原龍友
ふぁっ…!
膨らんだり萎んだりするカーテンが僕の身体を涼ませる。
なかなか僕の頭から離れへんあの言葉。
"  一緒に帰って欲しい。 "
充血した目、潤んだ唇でそう僕に言った言葉。
数原龍友
あああああああ!やべぇ…
僕は泉ちゃんが好きだ。


大人で


清楚で


美人で


優しい。
僕の一目惚れした人。
やけど、あなたの顔ばかり浮かんでしまうんや。


なんでやろ。


今日のことがあったでやと僕は思っている。
ピロン
僕の携帯に通知。


「 龍友、8月1日空いてる? 」


あなたや。
数原龍友
噂をすればってこのことやな ~ 。
8月1日…は、あ、空いとるけど ~ 、なんや?


『 空いてんで? 』

そう伝えたら一瞬で既読。


早い。
携帯をベッドに裏向けると僕の目に映るのは天井。
今、泉ちゃん何してるんやろ 。
クルッと反対向いて携帯に向かう。


『 泉ちゃん、何してんの ~ ? 』

気楽に泉ちゃんに送った。
早くこうへんかなぁ、待ち遠しい。
枕に抱きついてゴロゴロしてたら


ピロン


そう通知が届いて
勢いよく携帯を開くと


「 もし良ければだけど、花火大会、行かない? 」

あなたからで


花火大会に誘われた。
数原龍友
花火大会か ~ 、
そんな花火大会とか行くの初めてやなぁ。
ちょっと楽しみ。


『 おう!ええで!行こ行こ! 』


花火大会って花火見るだけなん?


それとも屋台観るとか?


ちょっとドラマで見るような感じなんかなぁ、


お互い浴衣着てはぐれへんように手繋いだりとか?


そっからそっから、ああいう雰囲気になって…


ああなるんや。ほほう。


うわっ、青春や。


「 ほんと!? 」


『 ほんまやで? 』


「 ありがとう 」

なんかめちゃめちゃワクワクしてきた。