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第52話

抜け出そ
数原龍友
ん ~ ん、こっちの話。
あなた

あ、、そっか…!

今の何!?


龍友も好きってことじゃないの?


こっちの話。って…


わけわかんない?
それから二人で上を見上げて


" 綺麗 "


が飛び交う。
数原龍友
なあ、あなた。
あなた

ん?

龍友と顔を合わせる。
気持ちを伝えた後に見つめ合うのはちょっときつい…
数原龍友
待っとってな。
あなた

え?

数原龍友
待っとって。
それしか言わなくてまた上を見上げちゃった。


それって、私信じていいの?


私、信じるよ?


UFOとか信じてる私だよ!?
もし、今ここで手を繋いだら?


龍友は拒む?


それとも受け入れてくれる?
隣にある龍友の大きな手を見る。


繋ぎたい。
その思いで龍友の手に私の手がどんどん近づく。
逃げないでっ…
勢いでパッと繋ぐと
数原龍友
繋ぎたいなら言えよ。
あなた

え?

数原龍友
夏休みの花火の埋め合わせ出来て良かった。
あなた

あ、、あの時はごめんね。

数原龍友
ええよええよ。
まだ、手は龍友の手と繋がったまま。


ずっとこうしてたい。
けど、そんな思いは通ることなく去っていく時間。
先生
はい、文化祭終了で ~ す!
先生達のスピーカーから出る大きな音で


みんな、続々と閉まっていく。
悲しい。


今まで協力して作ってきたのに。


たった一日で壊れちゃうなんて。
数原龍友
なぁ、あなた。
あなた

ん?

数原龍友
抜け出そ!
あなた

は!

数原龍友
ほら、早く!
あなた

待って!どこ行くの!

数原龍友
ええから!ついてき!
少年のように走る龍友。


やばい、幸せだ。
頬が緩むことも把握出来てないほど。
好きな人にこうして手を繋いでもらってる。


私、、この1週間本気で頑張れそう!
そうしてついてきた挙句には空き教室。
あなた

ここ、なんの部屋?

数原龍友
なんかプラネタリウム作ろうとしとったんやと。
あなた

ああ、だから…

星の残骸が散らばってる。←
数原龍友
ここで ~ 、じゃん!
龍友の手には携帯?だけ。
あなた

何するの?

数原龍友
あ、あなた後ろ向いとって。
後ろを向かされてただ外を見てるだけの私。
数原龍友
よしっ!ここや!
あなた

見ていい?

数原龍友
ええよ!
振り向くと教室中に広がる満天の星空。
あなた

えっ、、凄い…

数原龍友
凄いやろ。
あなた

綺麗…

数原龍友
一回やって見たかったんやって!
キラキラと目を輝かせて話す龍友。


子供かよ!
あなた

ありがとう、綺麗なもの見せてくれて。

数原龍友
んなの、お礼も何もいらへん。
私は床に座って見上げる。


さっきは花火を見上げてたから首が痛くて


それに人混みだったしちょっと疲れたけど、


今は、そんなの全く感じない。
数原龍友
よいっしょ…
隣にこうして大好きな人がいるんだもん。
けど、まだ100%信じたわけじゃない。


ちゃんと龍友の口でも言って欲しいから。


お互いの気持ち知りたいし。
早く、、聞かせて?