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第49話

龍友side
僕のすっごい技術のおかげで僕らの出し物は


右肩上がりの売れ行き。
小森隼
龍友くん、凄い!
関口メンディー
見直した!
数原龍友
うるせぇ。
今、僕は休憩。


椅子に座って隣にあった水を飲む。
鉄板の熱さは体を弱らせる。
あっ、今頃、あの二人一緒かなぁ、
って思った時。
玲於が渡り廊下を一人で寂しそうに歩いとるで
数原龍友
れ ~ おちゃんっ!
口の横に両手を添えて玲於を呼ぶ。
そしたらいつも通りいやぁな顔して僕を睨むんや。
『   な  ん  す  か  』
と口パクで言えばまた悪くなる機嫌。


仕方ないから玲於の近くに来て話す。
数原龍友
なんで一人なん ~ ?
あなたがおるはずやろ?
佐野玲於
無くなった。予定。
数原龍友
は?
佐野玲於
ちょっと、一緒におれなくなった。
寂しそうに下を向いて話す。
こりゃ、なんかあったわ。
数原龍友
話ぐらい聞いてやんで?
佐野玲於
え?
数原龍友
ん ~ 、一応ライバルやけど友達は友達やろ?
佐野玲於
…あっ、りがと。
数原龍友
はい、素直でええ子!玲於ちゃん。
頭を撫でてやるとすぐさま払い除けた。
瞬発力がいいこと。
玲於から話を聞くと相当辛かったようで
佐野玲於
あなた、俺の事嫌い…か…
数原龍友
いや、それは無いやろ!
嫌いなら話さへんくない?
佐野玲於
でも、はっきり言った。
この耳で聞いた。
好きじゃないって。
トーンがどんどん落ちていくのがわかる。
ここは、僕、素直に喜びたいねんけど…


こんな状況やと喜べんしなぁ…
数原龍友
…中学からの仲なんやろ。
そんな簡単に壊れるもんじゃないで?
なんでアドバイスしてんねんやろ。


おっかし。


僕。
佐野玲於
別に、アドバイスとか求めてないっすよ…
ったく、、素直じゃないなぁ。
玲於のツルツルなおでこにデコピンしたった。
佐野玲於
った!!何すんだよ!!
数原龍友
顔に書いたるぞ!?
あなたと仲直りしたくて堪らん!って。
佐野玲於
んな事書いてねぇ…
と言いながらも顔を触る。
数原龍友
素直になりや…?
そんないきがってたら無理や。
ほんま僕、アホや。


何言うてんやろ。
佐野玲於
数原龍友って、馬鹿だね。
おいっ、なんでフルネームなん!?


しかも、馬鹿?


何言うてんねん!


去り際に ありがとう って呟いてんの知ってんで!


かっこいいやんって思った瞬間返せっ!
玲於は走って戻った。


っは ~ 、そろそろ僕の番やなぁ。
関口メンディー
龍友 ~ !たこ焼き!
数原龍友
はいよ ~ 。
ほら。
たこ焼き焼けば楽しみ待ってるもんな


…?


楽しみ?


何が楽しみ…?


って、あなたと?
ふと浮かぶあなたの顔。


その瞬間、心臓と全身の毛穴がゾワッとして


何故か鼓動が早くなる。
数原龍友
やべ!
僕はメンさんのところに駆け寄って
数原龍友
僕、心臓病かもしれへん!
関口メンディー
は!?なんで!?
数原龍友
あなたのこと考えたら急に不整脈…
関口メンディー
はははっ、それ、確かに心臓病だわ。
数原龍友
なら、何笑ってんねん!
病院行かなあかんやん!
関口メンディー
病院行かなくても龍友の勇気しだいで
その病気は治るから大丈夫だよ。
数原龍友
は?
このポテト何言うてんやろ?


あほちゃうか。


早く!


ほら、どんどん早くなってる!!


僕そろそろ死ぬって
小森隼
メンさん、龍友くんなんで顔赤いの?
関口メンディー
…病気だって!((恋の
小森隼
…あ ~ 、あなたちゃっ…!
数原龍友
なんや?
小森隼
いや!?
ほ、ほら!あそこにいる…
隼の指は向こうの方の屋台で
2人が歩いとる姿。
数原龍友
…よし、、焼くわ。
今見たら謎の不整脈は治ってて
関口メンディー
ほらね、わっかりやすい。
小森隼
ほんまや…笑
病気早く治すになどうすればいいんやろ。
たこ焼きを転がしながらずっと考えていた。