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2021/08/07

第13話

深く、そして浅く







ーヒロ視点ー



たっつん
たっつん
ロく………ヒロ…ん……ヒロくん………ヒロくん!!
ヒロ
ヒロ
!!

たっつんに呼ばれて、目を覚ました。
全身に殴られたような痛みを感じる。
ここは…確か、ゆあんくんと………

ヒロ
ヒロ
……………ゆあんくん!!
たっつん
たっつん
ヒロくん!落ち着け!
動いたら傷が深くなるだけや!!
ヒロ
ヒロ
あ、あぁ、そっか………
そして、俺は持っていた果物を食べて傷を回復させる。
たっつんは、少し間を置いてから俺に質問してきた。
たっつん
たっつん
なぁ………ヒロくん
ヒロ
ヒロ
たっつん
たっつん
ゆあんくん………知らん?
ヒロ
ヒロ
寝てた俺に聞かないでよぉ!
たっつん
たっつん
あ、あぁwごめんな…
ヒロ
ヒロ
え…でも…本当にいないね。
たっつん
たっつん
せやろ?
ヒロ
ヒロ
………ゆあんく〜ん!!!!!!

呼んだとき、【空から】声が聞こえた。

〇〇
〇〇
「「「ゆあんと言うのか。この少年は。」」」
たっつん
たっつん
!!……誰やお前!
〇〇
〇〇
「「「このゲームを扱う者だ。」」」
ヒロ
ヒロ
………ようはゲームマスターってゆうことね?
〇〇
〇〇
「「「そうだ。それで…何か聞きたい事があるようだが…」」」
ヒロ
ヒロ
クッ………ゆあんくんはどこだ!
〇〇
〇〇
「「「あぁwあいつならさっき殺した。」」」
たっつん
たっつん
な…何やと……!!
ヒロ
ヒロ
ゆ…あんく…ん………嘘…
〇〇
〇〇
「「「まぁ落ち着け。せいぜい残り8人で頑張るんだな。」」」
ヒロ
ヒロ
は、8人!?
ヒロ
ヒロ
ここには、まだ9人残ってるよ!?
〇〇
〇〇
「「「このゲームは、ただクリアすればいいって問題ではない。少なくとも、前回まではそうだったようだが。」」」
たっつん
たっつん
………どう言うことや?
〇〇
〇〇
「「「お〜っと。これ以上は秘密Secretだ。ただ、1つ注意しておく。」」」

ゲームマスターは、間を置いてから今までで1番低い声で言い放った。




























〇〇
〇〇
「「「このままクリアしたら、誰か1人は必ず死ぬ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・からな。君たちの幸運を、期待しているよ。」」」
































………しばらく経って、俺は口を開いた。


ヒロ
ヒロ
………どうゆうこと?
たっつん
たっつん
…誰か必ず1人は死ぬって事やろ?
ヒロ
ヒロ
や…やだ…俺、死にたくない!
俺は、地面に倒れ込んでしまう。
たっつんが必死で呼んでくる。
たっつん
たっつん
落ち着け!いいから!ヒロくんは大丈夫や!
ヒロ
ヒロ
ハァハァハァハァハァハァハァハァ
怖い。怖い。怖い。怖い。

助けて。たっつん。
たっつん
たっつん
ヒロくん!!ヒロ…ん!!ヒ……ん……ヒ……………

たっつんの呼ぶ声がだんだんと遠くなって行く。


















気がついたら、白樺の木陰で眠っていた。
俺の上には、青のような、でもどこが違う色のような上着が被せられていた。
ヒロ
ヒロ
ん…んん………ここは………?
もふ
もふ
あ、起きた。おはよ。
ヒロ
ヒロ
…………………もふさん?なんで…
そこには、休憩と言わんばかりに寛いでいるもふさんがいた。
もふ
もふ
なんでって、過呼吸になってる仲間がいたら助けるに決まってるでしょ?
ヒロ
ヒロ
えあ…あ…ありが…とう…ね…?
もふ
もふ
うんニコッ
何故か困惑しながら返事をしてしまう。
でも……
ヒロ
ヒロ
この上着、誰の?
そう聞くと、もふさんの顔が儚くなった。
軽く俯いて、呟いた。
もふ
もふ
……………………………………聞かないで…
ヒロ
ヒロ
あ…。

謝らないと、

ヒロ
ヒロ
もふさん…………………ごめんね…
もふ
もふ
ううん、いいよ。、
それから、しばらく無言になっていた。
ゆあんくんの事を話さないと。
もふさんなら……信じてくれるかな…?

ヒロ
ヒロ
…ねぇ…もふさん…………………
もふ
もふ
何?
ヒロ
ヒロ
…っあのさ!
俺は、ゆあんくんの事を必死になって説明した。
説明なんてろくにしたことないからすごくテンパってしまったけど、もふさんはずっと黙って聞いてくれた。
そしたら、もふさんは俺に質問してきた。
もふ
もふ
本当に空から声がしたの?
ヒロ
ヒロ
…うん。
もふ
もふ
他になんかなかった?
ヒロ
ヒロ
え?なんかって…
確か………他には…
ヒロ
ヒロ
あれ?たっつんさん…………………
もふ
もふ
ヒロ
ヒロ
…………………ねぇ…もふさん……………
もふ
もふ
何?
ヒロ
ヒロ
その…っ

「たっつんさんっていた?」



















もふ
もふ
いや?ここにいたのはヒロくんだけだったよ?





















…………………え?
ヒロ
ヒロ
……………………………………嘘だ…


…………………ありえない。たっつんさんがいないなんて。

まさか…ゆあんくんみたいに……!
もふ
もふ
どうしたの?何かあった?
ヒロ
ヒロ
…たっつんさんも……ハァ……ゆあん……ハァ…くん……みたいに……ハァ…………………
もふ
もふ
え!?ヒロくん落ち着いて!












ーもふ視点ー

ヒロくんが急に過呼吸になった。
俺はゆあんくんに何かあった時にはそばにいなかった。
だから、なんでこうなっているのか検討がつかない。
誰か…誰か……俺1人じゃ……
もふ
もふ
グズ……………………誰かぁ…
ヒロ
ヒロ
ハァ…ハァ…ハァ…ハァ……………………
もふ
もふ
ヒ、ヒロ…くん……?
ヒロくんは、何故か叫んだ・ ・ ・
ヒロ
ヒロ
あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"…………………

駄目だ……俺、





















…………………仲間を助けられないよ、





















〜死の場〜




ゆあん
ゆあん
あぁ…………お腹すいたぁ〜
なおきり
なおきり
ぼくもぉ…
どぬく
どぬく
まっててね!今ごはん作るから。
なおきり
なおきり
おなしゃ〜〜す…
ゆあん
ゆあん
おなしゃ〜〜す…
どぬく
どぬく
えへへっ♡はぁぁい!!

〜1時間後〜
どぬく
どぬく
出来たよぉ!!
ゆあん
ゆあん
やったぁオムライスだ〜!!!いただきまぁす!!!
なおきり
なおきり
モグモグモグモグ(´~`)モグモグモグモグ
どぬく
どぬく
えへへっやったぁ上手く出来た!
おかわりい~っぱいあるからね!!


(✿^‿^)ホノボノシテルナァ~
死の場では幸せそうに過ごす可愛い人達でした。
チャンチャン!!



















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本編も最後まで読んでいただきありがとうございました。