第139話

【第2章】第45話
2,245
2020/02/14 03:00
You
You
さてと・・・・・・
道枝駿佑
道枝駿佑
もう、いらないんですか?
You
You
ちょっと仮眠する
紫耀
紫耀
きをつけろよー?
道枝駿佑
道枝駿佑
気をつける?仮眠ですよね?
廉
ハズレ!あなたは地下室だな
ジン
ジン
誰かが地下へ降りると、あなたも参加する・・・・・・まぁ、暗黙の了解ってやつだな
道枝駿佑
道枝駿佑
そう・・・なんですか・・・・・・
紫耀
紫耀
俺は、本当の仮眠
ジン
ジン
あー、紫耀のは本当の仮眠ね
道枝駿佑
道枝駿佑
・・・・・・はぃ


私は地下への階段をゆっくりと降りた


そして時折悲鳴が聞こえる方へと


足を進めた



玄樹
玄樹
僕達もこんなことしたくないからさ〜早く喋ってよ
西畑大吾
西畑大吾
いやや・・・・・・なんで喋らなあかんねん
大西流星
大西流星
喋ったら、瑞稀さんを・・・裏切ることになる
海人
海人
へぇー、じゃぁしょうがないね・・・・・・強いの行こうかな?
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
海人、MAXに上げろ



太輔は、表情一つ変えずに


電流を流す・・・・・・




⚡バチバチバチッ






西畑大吾
西畑大吾
うぁぁぁぁぁ!!・・・ハァハァ・・・やめろ・・・
大西流星
大西流星
ぐはぁぁぁぁぁぁ!!
You
You
太輔、どう?
玄樹
玄樹
あなた・・・・・・
海人
海人
あ〜ぁ、早く喋らないから・・・このあとどうなっても俺・・・・・・知らないよ?
大西流星
大西流星
たかが、女ひとり増えただけじゃねぇか・・・・・・
You
You
(イラッ)・・・・・・クスッ・・・・・・たかが・・・・・・ねぇ
西畑大吾
西畑大吾
なんだよ!お前に何がハァハァ・・・出来る?
You
You
そうだよね・・・・・・女の私には何も出来ないよね?
玄樹
玄樹
ほんとに俺・・・しらね・・・・・・
海人
海人
本気になってる・・・・・・
You
You
太輔・・・・・・なんで2人同時なの?・・・・・・1人ずつやらなきゃ・・・・・・面白くないでしょ?
大西流星
大西流星
1人ずつ?
You
You
えぇ・・・・・・目の前で仲間が息絶えていく様を見せなきゃ・・・・・・口割らないでしょ・・・・・・ねぇ?大吾くん?
西畑大吾
西畑大吾
ハァハァ・・・なんで俺やねん!やめろや!!
You
You
クスッ・・・目の前の流星をちゃんと見ててあげなきゃね?



そういうと私が差し出す左手に


太輔が無言で特殊な器具を渡した


それは、瞬きを封じるもの・・・・・・


上瞼と下瞼の境に器具を装着し


瞬きをしたくても出来なくするもの






You
You
ちょっと痛いかもしれないけど、我慢してね?
西畑大吾
西畑大吾
はぁ?やめろ!やめろよ
大西流星
大西流星
おい!やめさせろ!お前ボスだろ?
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
・・・・・・・・・あなたを止めることは出来ない
大西流星
大西流星
なんだよ!弱ぇんだな


バシンッ!!



You
You
さっ・・・・・・いつまで耐えれるかな?


私はゆっくりと大西の背後に周り


後ろ手で縛られている手にそっと触れる・・・・・・



You
You
まぁ・・・・・・せめて、10回は我慢してもらわないと面白くないけど・・・
西畑大吾
西畑大吾
おい、やめろ!!流星に手を出すな!!
You
You
じゃぁ、知ってる事を話しなさい?
西畑大吾
西畑大吾
俺は、知らねぇ何も知らねぇ!!
You
You
そう・・・・・・じゃぁ・・・・・・この指から・・・・・・


そういうと私は


大西の左手人差し指を


手の甲側に力一杯曲げた・・・・・・・・・






ボキボキボキボキッ!!



大西流星
大西流星
ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!!!・・・ハァハァハァハァ


大西の悲鳴が地下内へと響き渡った・・・

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