第118話

【第2章】第24話
2,538
2019/12/31 23:40


少し意識が眠りに落ちそうになった時


私の脳裏にはっきりとした記憶が甦った



You
You
ん・・・・・・んん・・・・・・
高木雄也
高木雄也
ねぇ、瑞稀?
井上瑞稀
井上瑞稀
・・・?雄也さん、どうかしました?
高木雄也
高木雄也
なんか、杏華ちゃんうなされてるみたいだけど?
井上瑞稀
井上瑞稀
・・・・・・今、薬飲ませたんで大丈夫だと思いますよ?
有岡大貴
有岡大貴
どこか悪いの?
井上瑞稀
井上瑞稀
あ〜・・・・・・少し記憶が曖昧で・・・知らない奴らに襲われて・・・その後遺症で
有岡大貴
有岡大貴
なんか・・・ごめん
井上瑞稀
井上瑞稀
いえ、大貴さん達が気に病むことは無いですよ
高木雄也
高木雄也
なぁ、ちょっと診察してもいいか?俺も力になりたいし
井上瑞稀
井上瑞稀
いいんですか?
高木雄也
高木雄也
可愛い後輩の為なら・・・ニコッ
井上瑞稀
井上瑞稀
じゃぁ、お願いします
有岡大貴
有岡大貴
それに高木、杏華ちゃんにプレゼント持ってきたんだよな?
井上瑞稀
井上瑞稀
え?杏華にですか?
高木雄也
高木雄也
変な意味じゃなくて・・・たまたま似合いそうなのみつけたからさ
井上瑞稀
井上瑞稀
ありがとうございます、杏華喜ぶと思います
高木雄也
高木雄也
じゃぁ、ちょっと部屋に覗いてくるわ
有岡大貴
有岡大貴
あ〜、俺はここにいるぞ〜
井上瑞稀
井上瑞稀
じゃぁ大貴さん、何か飲みますか?
有岡大貴
有岡大貴
そーだな、昼間だけど1杯やるか?
井上瑞稀
井上瑞稀
そうですね


私の眠る部屋に高木が入ってきた


目は閉じてるけど


気配でわかった・・・・・・


高木雄也
高木雄也
「杏華ちゃん・・・大丈夫?」

高木が、小声で私に話しかけてきたので


私も小声で返す



You
You
「はい、大丈夫です・・・・・・」
高木雄也
高木雄也
「さっき渡したもの・・・つけれた?」
You
You
「えぇ・・・・・・ジン・・・・・・が用意したものですね」
高木雄也
高木雄也
っ?
You
You
雄也さん?・・・・・・「クスクス・・・そんなに驚かないでください・・・みんなの名前・・・・・・思い出しました」
高木雄也
高木雄也
脈、測るね・・・「そっか・・・じゃぁ今の状況は理解出来てる?」
You
You
「なんとなくですが・・・きっと任務の途中で瑞稀に捕まった・・・・・・・・・ってとこですか?」
高木雄也
高木雄也
「正解・・・」・・・・・・あ、杏華ちゃんこれ良かったらあげる
You
You
ん?・・・・・・可愛い🎵いいんですか?「発信機・・・ですね。・・・・・・っ!その注射は?」
高木雄也
高木雄也
少し楽にして・・・俺、こう見えても医師免許あるからクスッ・・・「涼介からのプレゼント(笑)」
You
You
「みんなに伝えてください・・・私は平気だと・・・」
高木雄也
高木雄也
もう少し、休んでた方がいいね・・・「あと10分後に通信が再開される・・・自分で伝えてあげなよ・・・みんな心配してる」
You
You
「わかりました」


ニッコリと笑い高木が部屋から出た


その頃、玄樹達は大吾らから


新たな薬を受け取るため


あなたたちがいる場所から少し


離れた場所にいた・・・・・・


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