第141話

【第2章】第47話
2,237
2020/02/16 12:09


15分後・・・・・・



紫耀
紫耀
で・・・ボス、この後は?
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
そうだな・・・
You
You
大西と西畑に囮になってもらう・・・・・・
廉
大丈夫か?
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
・・・・・・釈放
You
You
クスッ・・・・・・それがいいかも
玄樹
玄樹
釈放?!・・・・・・でも俺らの事バレるんじゃ?
涼介
涼介
そこは大丈夫だ・・・・・・
海人
海人
大丈夫って・・・・・・
涼介
涼介
一時的に記憶を無くす・・・・・・
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
そして取引をするように催眠をかける・・・・・・
You
You
瑞稀が私にしたように・・・・・・
優太
優太
でもそんな薬あるんすか?
廉
それに催眠って・・・・・・
涼介
涼介
もう薬も投与して、玉ちゃんに催眠かけてもらってる
ジン
ジン
カタカタカタ・・・2人の身体に極小の発信機の装着も終了してます
道枝駿佑
道枝駿佑
カタカタカタ・・・5分前に釈放後、屋敷に戻してます
You
You
じゃぁあとは2人が動くのを待つだけか・・・
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
そういうことだな
紫耀
紫耀
じゃぁ、しばらくここで待機?
You
You
まぁ、そうなるね
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
空いてる部屋、自由に使え


たまにこういうこともあるため


簡易のベッドが完備されている



ちょっとした寮生活みたいな感じ


私にしてみれば


シェアハウスしていた頃を思い出す



紫耀
紫耀
ねぇー、買い出し誰が行く?
道枝駿佑
道枝駿佑
あっ、僕行ってきますよ
玄樹
玄樹
じゃぁ僕も行く
廉
優太、車出してあげなよ
優太
優太
お?ヘラヘラ・・・・・・いいよ
道枝駿佑
道枝駿佑
何かいるものありますか?
玄樹
玄樹
5分後に出るから、各自メモしておいて


それから各自必要なものを


書き出しひとつの場所に集めた


3人が買い出しに行き


私はシャワーを浴びる為に


専用のシャワーセットを持ち


シャワー室へと向かった



ジン
ジン
あなた?大丈夫?
You
You
ん?ジン?・・・・・・大丈夫だけど・・・・・・どうして?
ジン
ジン
いや・・・・・・あなたの今回の拷問・・・・・・ちょっと珍しいなって・・・
You
You
あ〜、指おった事?
ジン
ジン
う、うん・・・まぁ・・・・・・そんな事今までなかったから
You
You
・・・・・・別に?
ジン
ジン
・・・・・・・・・なんか・・・あった?
You
You
・・・・・・・・・何も?・・・心配し過ぎ(笑)・・・でも、ありがとう
ジン
ジン
なら良かった・・・・・・いつでも相談乗るから(笑)
You
You
うん


どうしたんだろ?


ジンがあんなこと言うなんて・・・・・・




急いでシャワーを浴び


医務室へ向かった



玉森裕太
玉森裕太
・・・・・・あなた、治療?
You
You
うん・・・・・・
玉森裕太
玉森裕太
ベットにゆっくりしてて
You
You
はぁ〜い
涼介
涼介
あなた、体調は、どうだ?
You
You
変わりないよ〜?


手早く涼介が


針を指し、ゆっくりと薬を流す



涼介
涼介
ちょっと血抜くぞ?
You
You
お好きにどうぞ(笑)
玉森裕太
玉森裕太
後でこれ飲んで・・・・・・


ベットの脇に


鉄分補給のドリンクをおいて


仕事に戻った。



点滴が終わりドリンクを


片手に医務室をあとにした・・・・・・




ふと・・・・・・ジンに言われた言葉を思い出した




『今回の拷問、ちょっと珍しい』




どうしちゃったんだろ・・・・・・私


答えは見つかることなく


買い出しから戻った玄樹達と


合流した・・・・・・



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