第123話

【第2章】第29話
2,502
2020/01/06 09:33


それから数日・・・・・・



You
You
ん・・・・・・ん?
玉森裕太
玉森裕太
・・・・・・おはよ
You
You
ッ!!・・・・・・・・・ここは
玉森裕太
玉森裕太
・・・・・・・・・
You
You
ッ!!・・・・・・頭がッ
玉森裕太
玉森裕太
動くと・・・・・・治らない・・・・・・
You
You
治る?・・・・・・私・・・・・・どこも悪くない
涼介
涼介
入るぞ〜・・・・・・あなた、起きたか?
You
You
あなた?・・・・・・瑞稀はどこ?
涼介
涼介
あー、杏華か・・・・・・井上さんは無事ですよ・・・ニコッ
You
You
良かった・・・どこにいるんですか?
涼介
涼介
別の部屋・・・・・・それに、杏華も目覚めたばかり・・・無理はしないで
You
You
うん・・・・・・
涼介
涼介
じゃぁ、また後で・・・・・・玉ちゃん、行こ
玉森裕太
玉森裕太
・・・・・・・・・


2人が部屋から出た後


少し自分の頭の中を整理した


私は誰?・・・・・・杏華だったりあなただったり


みんながいつも私に話してくれてた気がする






ドクンッ!!



You
You
ハァハァハァ・・・・・・苦しいハァハァ・・・・・・


大きく鼓動が波打った瞬間


身体中の血液がの速さがまし


体中を駆け巡った・・・・・・



熱い・・・・・・体が熱い・・・・・・


胸が・・・・・・苦しい・・・・・・



You
You
ハァハァハァ・・・・・・ハァハァハァ
紫耀
紫耀
あなた〜、会いに来たよ〜・・・・・・ッ!!え?
You
You
ハァハァハァ・・・・・・・この声・・・・・紫・・・耀・・・?
紫耀
紫耀
なに?どうした?涼介さん!あなたが!!



慌てた紫耀が通信機を使い


涼介を呼んだ・・・


通信機の声は、私のいる部屋中に聞こえるようになってた



なんのため?



涼介
涼介
あなた、体熱いか?
You
You
ハァハァハァ・・・・・・苦しい・・・・・・
涼介
涼介
そっかぁ、良かった
紫耀
紫耀
はぁ?!良くねぇだろ?
涼介
涼介
これでいいんだよ!
You
You
ハァハァハァ・・・
玉森裕太
玉森裕太
鎮静剤・・・・・・打つよ?
涼介
涼介
あぁ、頼む
紫耀
紫耀
また副作用とか言うのか?
玉森裕太
玉森裕太
・・・・・・激しい・・・副作用・・・・・・でもいい事
涼介
涼介
あなたの体の中で、井上が投与した薬が俺の薬と戦ってる・・・・・・ってことかな?
紫耀
紫耀
・・・・・・・・・・・・・・・
玉森裕太
玉森裕太
・・・・・・・・・・・・わかった?
紫耀
紫耀
・・・・・・あっ、何となく
涼介
涼介
今後、こういう副作用がなんどもでるかもしれない
玉森裕太
玉森裕太
でもそれは、あなたがあなたに戻ってる証拠
紫耀
紫耀
じゃぁ今は・・・・・・もしかして
涼介
涼介
あぁ・・・・・・あなたと杏華が混ざってる・・・・・・
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
『涼介、玉?今のあなたの様子を報告してくれ』
涼介
涼介
はい、今行きます
玉森裕太
玉森裕太
・・・・・・・・・はい



紫耀と涼介、玉ちゃんは、会議室に向かった



その間、私は玉ちゃんに投与された


鎮静剤で深い眠りについていた






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