瑞希に後ろから突かれ
軽く絶頂を迎えた私の秘部に
再び瑞希のものが入ってきた
ヌチュッ・・・・・・
顎を持ち顔を隠そうとする私の腕を
片手で押え、鼻と鼻が当たる距離で
瑞希が呟く・・・・・・
この瑞希の瞳には逆らえない・・・・・・
拒むことも出来るのに・・・・・・
言いなりになってしまう・・・・・・
何故だろう・・・・・・
敵のはずなのに・・・・・・
身体は素直に瑞希を受け入れてしまう
瑞希の腰が加速し
私を激しく突き上げた
パンパンパン・・・パンパンパン
瑞希が腰にタオルを巻き部屋を出て
リビングに向かった
私は1人ベッドで力尽きていた
ベットの横のテーブルに
水と薬を置いて私を見て微笑む瑞希・・・
別の部屋から大吾が瑞希を読んだ
仕方なさそうに瑞希が部屋をあとにする
瑞希部屋を出たあと
少し大きい瑞希のシャツを羽織った
そして水を手に取り窓際に座る・・・・・・
なぜ、瑞希に逆らえないのか・・・・・・
途切れ途切れの記憶しかまだ戻ってないから
頭の中で整理するのが精一杯・・・・・・
それに私・・・・・・
すごくみんなに大切にされてて・・・・・・
でもみんな私をあなたって呼んで・・・・・・
わかんない・・・・・・
薬飲も・・・
そういえばあの時、雄也さんのポケットに
咄嗟に薬を入れたけど・・・・・・
本当の私に近づけばいいんだけど・・・・・・
私はそんなことを思いながら
瑞希の用意してくれた薬を口に含み
水で流し込んだ・・・
それが強い麻薬だとは知らずに・・・・・・
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。