第136話

【第2章】第42話
2,367
2020/02/11 04:00
井上瑞稀
井上瑞稀
・・・・・・・・・・・・?
You
You
・・・・・・・・・・・・
井上瑞稀
井上瑞稀
ん?・・・・・・杏・・・華・・・?
You
You
・・・・・・瑞稀・・・
井上瑞稀
井上瑞稀
なに?・・・・・・助けてくれるの?
You
You
そんな訳・・・瑞稀?
井上瑞稀
井上瑞稀
・・・・・・なに?
You
You
・・・・・・・・・
井上瑞稀
井上瑞稀
クスクス・・・・・・用がないなら来るなよ・・・
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
あなた・・・腕と足の鎖は・・・・・・
You
You
わかってる・・・電流でしょ?
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
俺は向こうにいる・・・何かあったら呼べ・・・いいな?
You
You
・・・わかった
井上瑞稀
井上瑞稀
クスクス・・・電流・・・・・・嫌いじゃないね・・・
You
You
頭・・・・・・おかしくなった?
井上瑞稀
井上瑞稀
まともだよ・・・それより・・・・・・何が聞きたい?
You
You
クスッ・・・・・・よくわかったね・・・話があるって
井上瑞稀
井上瑞稀
そりゃ・・・・・・わかるだろ・・・・・・
You
You
瑞稀・・・・・・貴方に薬を渡してたのは誰?
井上瑞稀
井上瑞稀
・・・・・・・・・クスクス・・・・・・クスクス
You
You
何がおかしいの?
井上瑞稀
井上瑞稀
相変わらず・・・嘘が下手・・・
You
You
ッ!!・・・・・・誰?
井上瑞稀
井上瑞稀
・・・・・・知らない・・・俺も会ったことない
You
You
嘘!!・・・・・・あんなに頻繁に出かけててのに・・・
井上瑞稀
井上瑞稀
俺も忙しいんだよ・・・・・・
You
You
・・・・・・まぁ・・・想定内だから良いけど・・・
井上瑞稀
井上瑞稀
・・・で・・・・・・本題は?
You
You
・・・・・・・・・貴方・・・・・・誰?
井上瑞稀
井上瑞稀
・・・・・・・・・・・・
You
You
竜也には・・・・・・兄弟なんて居ない・・・・・・じゃぁ・・・あなたは・・・・・・
井上瑞稀
井上瑞稀
・・・知らなくても仕方ない・・・・・・だけど・・・俺はあいつの弟だよ・・・・・・
You
You
・・・・・・うちには・・・優秀な機械に長けた人がいる・・・
井上瑞稀
井上瑞稀
・・・・・・・・・調べたのか・・・・・・
You
You
ええ・・・・・・疑問があれば調べる・・・・・・当たり前の事をしただけよ
井上瑞稀
井上瑞稀
俺とあいつは・・・幼い時引き離された・・・俺が物心着いた時に・・・それを知った・・・・・・そして・・・杏華の存在も・・・・・・あいつのやってた事も
You
You
クスッ・・・貴方も調べたのね
井上瑞稀
井上瑞稀
俺には新しい兄さんができた・・・・・・
You
You
新しい・・・・・・兄弟?
井上瑞稀
井上瑞稀
そいつは竜也とは比べ物にならないほど極悪だ・・・・・・ハァハァ
You
You
瑞稀?
涼介
涼介
あいつに投与されている薬が切れかけてる・・・・・・
You
You
涼介?・・・・・・どういうこと?
廉
井上も・・・・・・被害者・・・・・・って事や
紫耀
紫耀
あなたと同じ薬?
涼介
涼介
いや・・・・・・あなたのより弱い薬をずっと・・・・・・
井上瑞稀
井上瑞稀
俺に・・・ハァハァ・・・薬?
涼介
涼介
ゆっくり、日常的に・・・・・・
You
You
何かに混ぜて・・・・・・知らずにそれを使用してた・・・・・・
涼介
涼介
そういう事だ・・・・・・
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
井上・・・・・・新しい家族の名前は?
井上瑞稀
井上瑞稀
さぁ・・・・・・名前?・・・・・・名前は・・・・・・グハッ・・・ゲホゲホ・・・・・・
You
You
え?・・・・・・涼介、どうなってんの?
涼介
涼介
恐らく、あるキーワードを思い出そうとすると・・・・・・一気に身体が拒否反応を起こす・・・
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
キーワード・・・・・・新しい家族の名前
You
You
きっとそいつが・・・・・・黒幕


目の前で苦しむ瑞稀・・・・・・


結局本当のことは明らかには


ならなかった・・・・・・



今は自分のことは後回しかな・・・・・・



今回の黒幕・・・・・・


只者じゃないという事は


その場にいた全員が感じ取れた瞬間








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