第63話

🐴×🐱　消毒　①

11,594

2021/07/26 14:49




🐶はーちゃん🐶さんリクエストありがとうございます！！　🐴×🐱ですっ！

ホソク

ヒョン…ごめんなさい。やっぱりまだ無理です…

ユンギ

は…？ここまで準備してきたのに？


俺の脚の間からローションが流れていく。

ホソク

まだ心の準備ができてなくて…


いや準備もなにもホソクをベットに押し倒して馬乗りにもうなってるのに今さら止めるとか…

ユンギ

もういいよ。

俺は下着とズボンを履き、カバンをまとめる。

ホソク

あ…待ってください、ヒョンっ…


バタンｯ）

俺は勢いよく玄関の扉を閉めて外へでた。
今はもう夜中の1時。始めての泊まりだったのになんでこうなったんだか。

ユンギ

（勇気だして誘ったのになんでこんな恥ずかしい目に遭わないといけないんだよ…）


視界が涙でくもる。
俺は乱暴に目を服の袖で拭った。

ユンギ

早く家帰ろ…。

モブ

ちょっとそこのお兄さん！

背後から声をかけられた。

ユンギ

えっと…俺のこと、ですか？

モブ

そうそう！お兄さんめっちゃ可愛いね！俺と遊ばない？


30半ばは過ぎているであろう小太りの男は馴れ馴れしく俺の肩に腕を回してくる。

ユンギ

離してください。

モブ

いや、君に拒否権ないよ？


そう言い放ちその男は俺の口に布を当てる。

ユンギ

んぅっ…‼︎ ん゛ｯ…‼︎…ん…ぅ………すぅ…すぅ…


いつの間にか意識を手放してしまった。

モブ

さあ、楽しもうか

ユンギ

ん…⁇

身体が揺さぶられている。なんだこの感覚は？

モブ

ぅ…/// 起きたんだねっ…// はぁｯ…♡

ユンギ

ひっ…


狭く汚いアパートの一室のようなところにひかれた布団の上で男が俺の上に覆い被さっていた。

ユンギ

ぁう゛っ…/// ひぐっ…// やめ、ろｯ…よ…


一瞬で理解できた。俺は今この男におかされてる。

モブ

やっぱり君僕のこと誘ってたんだね？だってこんな穴ローションたっぷりで準備してくれてたんだからさ♡


ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ‼︎）

ユンギ

ん゛ぅ゛ｯ…// ぁ゛ぐｯ…違っ…ぅ゛…///

モブ

気持ちいいところ突いてあげるからもっと可愛く鳴いてよ〜

ユンギ

い゛や、だｯ…。んｯ…ぁ゛ｯ…/// きも、、いんだよｯ…‼︎

モブ

まだそんな強がれるんだㅋㅋ　じゃあこれはどうかな？


男は俺のモノを握り、強く上下に擦り始めた。

ユンギ

〜ｯｯ‼︎ ん゛~ｯ /// は、ぁ゛ｯ…// い゛ぐｯ…‼︎ ぃ゛ｯち゛ゃうｯ…///


ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙ‼︎）

勢いよく欲が放たれる。

モブ

ぅｯ…// 僕もｯ…いくっ♡  ちゃんと受け止めてねｯ♡


腰の動きが速くなり奥を抉るように突いてくる。気持ち悪い。きもいきもいきもい。やめろ、やめてくれ。

ユンギ

ぃ゛やだｯ…‼︎それだけはｯ…/// ん゛ｯ…や゛めっ…ぁ゛…/// ホソガｯ…ごめｯ…


ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙ）

モブ

うはぁ〜♡ 気持ちいぃー


腹の中に精子が流れ込んでくるのがわかる。
吐き気がする。なんでこんなことになったんだよ

ユンギ

えぐｯ…/// おぇ…。はｯ…ぅう…//

モブ

えずいてる姿もかわいいね〜。また勃ってきちゃったよ。







そのとき




バンｯ‼︎）

ホソク

おい、ユンギヒョンから離れろ

モブ

お、お前だれだよ？！


男は突然の出来事に驚き、へっぴり腰で後ずさった。

ユンギ

ほ、そが…？

ホソク

遅くなってしまってすいません。すぐ助けますからね。


そう言うとホソガは大股で男の元へ近づき胸ぐらを掴み持ち上げた。こんな怒ってるホソクは見たことがない。

モブ

ぐぁっ…‼︎

ホソク

一刻も早く視界から消えろ。じゃないとお前のこれ二度と機能しないようにするぞ

モブ

ひ、ひぃぃい！


男は一目散に部屋から飛び出していった。
その姿を見届けたホソガはくるりと俺の方に向き直した。

ホソク

本当にごめんなさい、ヒョン…。


大粒の涙が俺に降りかかってくる。
その涙はきらきらしていてすごい綺麗だ。

ホソガは俺から溢れるあいつの精液を見て不快そうに顔をしかめた。

ホソク

僕が一番だったはずなのに…。

ユンギ

ホソガ…？

ホソク

今から消毒します。あいつに触られたところ全部ね。


ﾁｭ…）

ホソガは軽く頬にキスを落とすと、俺の服をまとめ始めた。

ホソク

こんなところ早くでて家でヤりましょ？

ユンギ

さっき拒んできたホソガはどこにいったんだよ…

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編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。