にこるさんありがとうございます！！
赤ずきんパロディです！！













🐴「あ、来たよ！！」
🐱「やっぱりかわいいな…」
🐯「あのえくぼが堪らない♡」
🐥「赤い頭巾もすっごい似合ってるし」
🐰「いつになったら話しかけられるんだろ…」
🐿「やー！うるさいよっ！聞こえちゃうって！」

木の影から僕たちの初恋の相手を見つめる。
その子は赤い頭巾をかぶり、リンゴやオレンジ、沢山のフルーツの入ったカゴを抱えてスキップしながら花畑のなかを進んでいた。

🐨「ふんっふふん〜♪  今日も花が綺麗だなぁ」

🐯「やっぱり我慢できませんっ！ヒョン、あの子に話しかけに行ってもいいですか？？」
🐴「だめだよ。この姿をこわがっちゃうでしょ」
頭から生えたふわふわとした耳に大きな尻尾。
そして鋭い牙が生えている。
僕たちは狼だ。姿を見た村人たちはすぐに逃げ出してしまう。
🐯「はぁい…」
テヒョナの耳がぺたんとおれる。
🐰「狼ってことがばれなかったらいいんですよね？？」
🐱「それはそうだけど、、どうするつもりだ？」
🐰「こうします。」
ポケットからニット帽を取り出し、今日に大きな二つの耳を収納した。
🐰「いってきまーす！」
グガは赤ずきんの元にかけていった。
🐥「えー！ずるいよぉ！」




🐰「…すいませーん。こんにちは。」
赤ずきんはしゃがみ込み、花を摘んでいた。
🐨「こんにちは。」
眩しすぎるほどの笑顔を向けてくる。
🐰（うわっ近くで見るとますますかわい…）
🐰「何してるんですか？？」
🐨「これから風邪のおばあちゃんの家にお見舞いに行くんだ。お花も持っていこうと思って。」
赤ずきんの手に握られている花たちはお世辞にも見舞いに持っていけるような状態ではなかった。強く握りすぎて萎びているものや茎がすでに折れてしまっているものばかりだったからだ。
🐰「僕も手伝いますよ」
僕も隣で花をつむ。

🐿🐱🐴🐯🐥（羨ましすぎ…）


🐰「…これどうぞ」
🐨「うわっすごい綺麗だな。ありがとう！」
赤ずきんは僕の渡した花たちを両手で抱え嬉しそうに匂いを嗅いでいる。
🐰「名前なんて言うんですか？？」
🐨「ナムジュンだ。君は？」
🐰「ジョングクと言います。グガって呼んでください。」

🐨「じゃあグガ。もうそろそろ行かないといけないから！…手伝ってくれてありがとうな！」
彼は僕の渡した花束を握りしめ行ってしまった。