あなた「ねぇ、私、あなたって言うの!!貴方の名前は?ニコッ」
???「.......しょ.......」
あなた(しょ.....?)
???「しょうと。」
あなた「焦凍っていうんだ!!よろしくねッ!!ニコッ」
焦凍side
急に話しかけて来た、その子は
とてもよく笑う、眩しい女の子だった_____。
あなた「今私さ、」
あなた「色々あって帰りにくくて」
あなた「ちょっとでいいから......話さない?(*´罒`*)ニッ」
轟「うんッ!.*・゚( *º∀º* ).゚・*.パアッ」
初めて、実際に
人の “ あたたかさ ” に触れた気がした。
あなた「好きな食べ物ってなーに?」
あなた「私はショートケーキ!!」
轟「......今はよく分からない、」
あなた「.......そっか!!なら今から見つけていこ?」
轟「.....そんな事、できるの、かな。」
あなた「できるよッ!!きっと。」
あなた「そう信じるのも、大事だよっニコッ」
この先何も無いと思っていた僕を
君は明るいところに連れてってくれた。
轟「そう、だねっニコッ」
彼女との会話は、些細なものだったけれど
とても楽しかった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。